• マニフェスト 総合計画(/)
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  1. 碧南市議会 2022-09-08
    2022-09-08 令和4年第7回定例会(第1日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2022-09-08 : 令和4年第7回定例会(第1日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆議長(祢宜田拓治) ただいまの出席議員は21名であります。  よって、令和4年第7回碧南市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(祢宜田拓治) これより市長の招集挨拶を行います。 3 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 4 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 5 ◆市長(禰宜田政信) 皆さん、おはようございます。  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日ここに、令和4年第7回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、諸般御多用のところ御参会いただき、ただいま、議長宣言のとおり、本定例会が成立いたしましたことを厚く御礼を申し上げます。  さて、去る7月29日に総務省からふるさと納税に関する現況調査の結果が公表されました。それによりますと、令和3年度における碧南市のふるさと納税受入件数は24万6,575件で県内1位、金額は33億1,605万5,361円で県内2位という結果でありました。前年度と比べまして、件数では6万2,000件余、金額は3億5,000万円余の増で、件数、金額ともに過去最高を更新いたしました。寄附金額の増加もさることながら、受入件数につきましては前年度比1.3倍を超える増加であり、ふるさと納税を通じて全国の皆様に広く碧南市をPRできていると感じております。  本市のふるさと納税の返礼品は、昨年度末で約840品目ございましたが、現在は900品目を超えており、こちらも年々増加傾向にあります。これはパートナー企業の皆様がそれぞれに工夫をし、魅力ある商品開発に御尽力いただいているおかげであり、こうした取組が、ふるさと納税の好調の維持だけでなく、地域の活性化にもつながっているものと確信をしております。  今後も市内事業者の皆様と連携し、ふるさと納税を通じた地元の産品のPRと碧南市の発信に努めてまいりますので、皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、新型コロナウイルス感染症の状況でございますが、感染の第7波により、本市においても、7月の中頃から新規感染者数が急拡大をし、先月には累計陽性者数が1万人を超えました。9月に入り、新規感染者数は減少してきているものの、愛知県のBA.5対策強化宣言の期間が9月30日まで延長されるなど、まだ油断はできない状況でございます。  そのような中ではありますが、去る8月20日土曜日と翌21日日曜日の2日間の日程で、碧南緑地ビーチコート及びトヨタ自動車衣浦工場屋外ビーチバレーボールコートにおいて、第2回全国中学生ビーチバレーボール選手権大会を開催することができました。コロナ禍での安全な大会の開催及び運営に御尽力をいただきました大会実行委員会の皆様をはじめ、関係の皆様にこの場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。  「HEKINANマンモスカップ」と称して開催しました本年度の大会は、昨年度より28チーム多い男女それぞれ32チーム、合計64チームがエントリーをし、盛大に開催することができました。昨年度に続き、無観客での開催ではございましたが、2026年のアジア競技大会に向けて、引き続きビーチバレーボールの振興に努めてまいります。  また、8月28日日曜日には、大浜小学校において、3年ぶりに市の総合防災訓練を実施することができました。碧南防災ボランティア連絡会の皆様をはじめ、訓練実施に御協力をいただきました関係の皆様に改めて感謝を申し上げます。  災害はいつ起こるか分からず、コロナ禍においては、避難所での感染防止対策も重要になってまいります。そうした意味で、今回、この状況下で訓練ができたことは大変有意義であったのではないかと感じております。
     このように、少しずつではありますが、コロナ禍においても皆様の御協力により様々な事業が実施できるようになってまいりました。各種事業の実施に当たっては、引き続き、新型コロナウイルスの感染状況等を注視するとともに、基本的な感染防止対策に努めてまいりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。  さて、今回の定例会は、同意議案1件、条例議案2件、補正予算議案3件、その他議案1件、認定議案8件、報告議案2件でございます。  同意議案は、碧南市教育委員会委員の選任についてでございます。  条例議案は、碧南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例及び碧南市職員の修学部分休業に関する条例の御審議をお願いいたします。  補正予算では、国庫支出金の精算による返還、生活道路及び狭隘道路整備促進事業、施設修繕に係る費用など、一般会計3億5,869万8,000円のほか、介護保険特別会計及び水道事業会計に関する補正予算を上程しております。  このほかに、令和3年度決算の認定8件につきましては、それぞれ会計別に適切に執行いたしましたので、よろしく御認定を賜りますようお願いを申し上げます。  以上、慎重に御審議の上、速やかに御議決賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶といたします。ありがとうございます。 6 ◆議長(祢宜田拓治) ただいま招集挨拶が終わりました。 ───────────────────・・─────────────────── 7 ◆議長(祢宜田拓治) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において11番小池友妃子議員及び20番石川輝彦議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 8 ◆議長(祢宜田拓治) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。  今期定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会において審議されておりますので、その結果の報告を求めます。 9 ◆14番(山中謙治) 議長、14番。 10 ◆議長(祢宜田拓治) 議会運営委員会委員長。 11 ◆議会運営委員会委員長(山中謙治) 今期定例会の会期につきましては、去る8月26日、議会運営委員会を開催し、種々検討いたしました結果、本日から9月30日までの23日間が適当であると決まりました。なお、付議予定案件とその上程、処理方法及び会議日程等につきましては、過日配付されました決定通知書のとおり取り扱うものと決まりました。  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 12 ◆議長(祢宜田拓治) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長の報告どおり、本日から9月30日までの23日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 13 ◆議長(祢宜田拓治) 御異議なしと認めます。  よって、会期は23日間と決定いたしました。 ───────────────────・・─────────────────── 14 ◆議長(祢宜田拓治) この際、諸般の報告をいたします。  本日までに請願が1件提出され、これを受理しましたので、請願文書表をお手元に配付しました。  この請願については、会議規則第132条第1項の規定により、議長において、請願文書表記載のとおり、所管の総務文教委員会に付託いたしました。付託を受けた委員会は速やかに審査をし、その結果の報告を議長までお願いいたします。  次に、会計事務について御報告いたします。  令和4年5月分(令和3年度分)の一般会計、特別会計及び令和4年度5月分、6月分及び7月分の一般会計、特別会計及び公営企業会計の例月出納検査報告書4件が監査委員から議長宛てに提出され、議会図書室に保管しておりますので、随時御覧願いたいと思います。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 15 ◆議長(祢宜田拓治) 日程第3「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  まず、生田綱夫議員の一般質問を許します。 16 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 17 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 18 ◆12番(生田綱夫) おはようございます。志政会の生田です。私の記憶の中では過去に1番を引いた記憶がなく、初めての経験ですが、先頭バッターらしく、俊足、好打でちゃちゃっと質問させていただきますので、守備側の当局もエラーなしで答弁よろしくお願いいたします。  今年の夏は例年になく暑い日が続きました。コロナも3年目に突入し、相変わらず猛威を振るっている状況であります。そんな中、この夏はテレビで碧南の子供たちの活躍が見られたのは、コロナ禍において気落ちしている状況を晴らしてもらえることができ、すごく感動したことを覚えております。  一人は、甲子園で愛工大名電の美濃選手。友人の突然の死にもめげず、一生懸命活躍する姿に感動したときには涙も流すくらいでありました。もう一人は、西端中学校の中学女子1,500メートルでの決勝へ進出した杉浦さんの激走。全国中学生陸上競技大会の全国放送の中で西端中と聞いただけで、地元の私にとっては涙が出てくるぐらいの感動がありました。この子らはそれぞれ高3、中3で、入学前からコロナの期間になってしまって、そんな不自由な中で一生懸命全国大会を目指し、あの舞台まで上り詰めた努力を考えますと、本当にすごいことだなと思っております。  世の中の人が全てコロナで外出を控えたり、運動を控えたりしている中で、特に子供たちの成長期に及ぼす影響は大きなものだったと思われます。子供たちのためにも、将来的にスポーツ環境を整備するためにもと思い、以前も質問し、市長公約には載りましたが、その後の状況を確認するため、件名1として、スポーツ振興基金の創設について質問させていただきます。  (1)現在の状況はということで、スポーツ振興基金の創設は4期目市長マニフェストの中にもあります。今さらではありますが、スポーツの持つ力は単に体力の増強のみでなく、人々に与える影響、コミュニケーションづくり、情報発信、健康寿命の延伸、さらにはボールパーク等により、その施設によるまちづくりまで最近ではなされるようになっております。  そこで、将来的な構想を実現させるためにも、スポーツ振興基金の創設に向けた進捗状況はどのようになっていますか。お聞きいたします。 19 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 20 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 21 ◆市長(禰宜田政信) 以前より市民やスポーツ関係団体、議員の皆様、それからスポーツ施設の必要性についての御意見や施設整備要望等をいただいてきたところでございます。  そのような状況もございまして、私はスポーツ施設整備の準備のため、市長4期目のマニフェストスポーツ振興基金の創設を掲げさせていただきました。また、昨年開催されました東京オリンピックでは、碧南市在住では初となる選手がビーチバレーボールで出場し、コロナ等暗いニュースばかりの中、市民の皆様に大変明るいニュースとなり、勇気と希望を与えてくれました。昨年末にはNHKの「ゆく年くる年」において、本市のスケートボードパークから全国にスケートボードの様子が生配信をされ、また、自動車メーカーのCM制作の会場にも使用されました。そして、2026年アジア競技大会においては、ビーチバレーボール種目の開催会場として内定をいただいておると、本市におけるスポーツは単に健康増進だけではなく、シティプロモーションとしても大きな役割を果たし、今や本市の発展には必要不可欠なツールとなってきております。  そこで、私は早期のスポーツ振興基金の創設を目指し、現在、準備を進めているところでございます。 22 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 23 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 24 ◆12番(生田綱夫) ありがとうございます。  (2)創設の時期についてということで、今お答えになりまして、中に早期という答弁でありましたが、具体的にはいつ頃を予定していますか。お答えください。 25 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 26 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 27 ◆市長(禰宜田政信) 2026年のアジア競技大会の会場費も含め、スポーツ施設整備には建設費等大きな財政的負担が必要となってくることから、今年の12月市議会においてスポーツ振興基金設置条例の上程に向けた準備を進めているところでございます。 28 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 29 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 30 ◆12番(生田綱夫) ありがとうございます。  次の12月議会には条例の上程まで考えられておると言われましたので、実現することを期待しております。  (3)創設の目的は。  市長のマニフェストでもある基金創設の目的をどのように考えておられるかお答えいただきたいと思います。 31 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 32 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 33 ◆市長(禰宜田政信) 現在のところ、懸案となっておりますスポーツ施設整備を第一の目的として考えているということでございます。これは、今後少し詰めていくことになりますが、スポーツ施設整備を第一の目的と今のところ考えているということでございます。 34 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 35 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 36 ◆12番(生田綱夫) それでは、(4)スポーツ施設整備予定はということで、スポーツ振興基金はどのようなスポーツの施設整備の財源とするのか。また、いつ頃整備をする予定ですか。お答えください。 37 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 38 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 39 ◆市長(禰宜田政信) 具体的に、どこに、何を、いつ整備するというようなことは決めているわけではございません。  現時点では2026年、令和8年開催のアジア競技大会に向けて全力で臨むと。大会終了後にその時々の予算、社会情勢等を勘案しつつ、判断をしてまいりたいというふうに考えております。 40 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 41 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 42 ◆12番(生田綱夫) ありがとうございます。  具体的に、どこに、何を、いつ整備するかじゃなくて、基金設立準備が進んでいるようですので期待いたします。  具体的な内容は決まってはいないようですが、アジア大会は種目が決定していますので、長年の懸案である陸上競技場も視野に入れて考えていただきたいと思っております。  毎回、私は言っておりますが、先ほども言いましたが、スポーツの持つ力は果てしないものがあり、人間が生きていく上で健康を維持することがいかに大切なのかを、そのためにもスポーツや運動は健康寿命の延伸に必要不可欠なものであります。本当にこのコロナが終息し、また皆で運動することをきっかけにわいわいしゃべって、楽しみながら健康づくりができる日が1日でも早く来ることを待つばかりであります。ということで、件名1を終わりたいと思います。  続いて、件名2、アジア競技大会について。  それでは、件名2、アジア競技大会についてです。これについては以前から質問してまいりましたが、今回も懲りずに質問してまいります。  昨年の夏は残念ながら半世紀ぶりのオリンピック開催も現場での観覧ができず、テレビ観戦となりました。日本選手の活躍に日本中が一喜一憂する状況があったことはまだ記憶に新しいものがあります。この大会、アジア大会もオリンピックに次ぐ大きな大会でありますので、それに近い感動が得られ、まちの盛り上がりもあるかと思うと、もう今からわくわく感が向上してまいります。その大会の会場になるわけですから、スポーツをこよなく愛する私にとっては心配でなりません。  そこで質問に入りますが、(1)現在の状況はということで、2026年に予定されているアジア競技大会の開催に向け、現在の進捗状況はどのようになっていますか、お答えください。 43 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 44 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 45 ◆教育部長(岡崎康浩) 愛知・名古屋アジア競技大会につきましては、平成28年5月に愛知県と名古屋市が共同で立候補することを表明し、平成28年9月にアジアオリンピック評議会でもって開催都市として決定がされております。  大会期間につきましては、2026年、令和8年9月19日から10月4日までの16日間で、45の国や地域が参加をし、約40競技を想定、メイン会場を瑞穂公園陸上競技場として開催される予定でございます。主要な競技会場から短時間で移動ができる場所に、選手はじめ大会関係者約1万5,000人が収容可能な選手村を整備する予定で、メイン選手村を名古屋競馬場跡地に整備する予定であるというふうに伺っております。  本市につきましては、現在ビーチバレーボールの競技種目会場として内定をいただいているという状況でございます。  以上です。 46 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 47 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 48 ◆12番(生田綱夫) ありがとうございます。  では次に、(2)アジア競技大会組織委員会との連携について。  アジア競技大会組織委員会との連携が大変重要と考えますが、どのように連携を図っていく予定ですか。お答えください。 49 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 50 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 51 ◆教育部長(岡崎康浩) 今現在、アジア競技大会組織委員会へ2名の職員派遣の依頼がございます。  まず、1名は令和5年度から令和8年度まで、主に競技会場関連業務を担当いたします。  もう1名は令和6年度から令和8年度まで、主に広報、輸送、宿泊、ボランティア等の大会全般業務を担当いたします。  このように、組織委員会へ職員を派遣することで連携を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 52 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。
    53 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 54 ◆12番(生田綱夫) それでは、(3)担当課等の設置についてということで、1994年にわかしゃち国体が愛知県で開催された際には、当市で新体操を担当し、当時は部長まで設置して担当課を設置いたしました。アジア競技大会では、世界大会であります、当然、専門に担当する部署を設置するかと思いますが、その予定はございますか。お答えください。 55 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 56 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 57 ◆教育部長(岡崎康浩) アジア大会組織委員会によりますと、令和5年度に想定業務量が分かってくるということでございますので、その業務量に応じて令和6年度からの担当課等の設置に向け、検討していきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 58 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 59 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 60 ◆12番(生田綱夫) それでは、(4)ビーチコートについてということで、碧南緑地ビーチコートは観客席がありません。あわせて、強風や雨天等の天候に左右される競技かとも思われますが、その辺の対策等がありましたらお答えください。 61 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 62 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 63 ◆教育部長(岡崎康浩) 具体的なことにつきましては、今後、アジア競技大会組織委員会と協議をしていくことで決定されるということでございますので、観客席、あるいは悪天候のときの対応ですとか、そういったことなどにつきましても、今後組織委員会でもって検討をされるというふうに考えております。  以上です。 64 ◆12番(生田綱夫) 議長、12番。 65 ◆議長(祢宜田拓治) 12番。 66 ◆12番(生田綱夫) ありがとうございます。  まだ2026年まで先が長いように感じますが、気がつけばすぐに来てしまいます。何事も、初めて開催するということは、過去にも私にも経験がありますが、臨海体育館が昭和58年にオープンした当時、新体操競技の全日本大会を実施した際には、それはもう本当に、初めての種目でもあったし、初めての全国大会でもあったためにもう何も分からなく、手探りの状況で何をどうすればいいのかが分からなく、毎晩タイムレコーダーの深夜12時を知らせる音にビーという音が鳴りまして、それにびっくりさせられながら、時間がどれだけあっても足りなかったことが思い出されます。  ぜひともこの大会を成功させて、世界に碧南ここにありと知らしめるためにも、今後、この件に関してはまだまだ、経過とともに引き続き質問をしていきますので、よろしくお願いいたします。  それとあわせて、これもアジア大会で本当に大切な大会なんですが、これを特化して、今までの現存のスポーツ協会等をおろそかにすると、また前のような、新体操は今後できんようになっちゃったように、同じ、目も当てられない状況になる可能性もありますので、その辺も十分注意して進めていただくようにお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 67 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、生田綱夫議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 28分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 10時 35分 再開) 68 ◆議長(祢宜田拓治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、藤浦伸介議員の一般質問を許します。 69 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 70 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 71 ◆6番(藤浦伸介) 皆さん、こんにちは。想政会の藤浦伸介でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、通告書に基づき、一問一答方式により質問させていただきます。執行部におかれましては、市民に対して分かりやすい言葉で、簡潔な御答弁をお願いいたします。  今回、私からは1件のみ質問いたします。  件名1、選挙における投票率の向上について。  選挙を取り巻く環境は時代とともに変動し、制度も同様に改正されてきました。最近といっても、もう実は6年前になりますが、平成28年6月から選挙権は18歳以上というふうに年齢が引き下げられました。これにより、高校3年生でも選挙期日に誕生日を迎えていれば投票できるようになりました。  また、他方で、期日前投票は平成15年12月に始まりました。もう18ないし19年たっています。私が20歳で選挙権を得たのはもう30年以上前なんですが、当時は選挙期日当日に投票所へ行くことが困難な場合、不在者投票という制度で、選挙期日前に市役所に出向き、投票用紙を二重の封筒に入れて投票を行うというものでした。懐かしいなと思われる方もいらっしゃるかもしれません。現在もこの制度は一部残っております。期日前投票制度が始まったことで投票がしやすくなり、選挙が身近に感じられ、投票率が上がるのではという期待もありましたが、現実はそうでもありません。  約2ヵ月前に行われました参議院議員通常選挙においても、最終的な碧南市の投票率は52.99%と、2回前の55.74%から2.75%落ちています。私たちが立候補した2年半前の市議会議員選挙は新型コロナウイルスが全国に蔓延し出した直後のことで、そのような状況下で行われた選挙は全国で初だったのではないかと思いますが、市制施行以来、初めて市議選の投票率が5割を切り、48.01%と過去最低を記録しました。  こうした特殊な事情は致し方ないかもしれませんが、せっかく与えられた選挙権という権利を行使せず、市政、県政、国政に対して自分の意思を表示することのできる唯一の機会を棄権してしまうのはもったいないという気持ちに加え、自分たちのまちや国の未来がどうなってしまうのかという不安さえ覚えます。  恥ずかしい話をしますと、2年半前に私が初めて市議選に立候補した際、今まで一度も投票に行ったことがなかったけど、おまえが出るなら選挙に行くと言ってくれた友人がいました。そのときに、うれしいと思った反面、それまで選挙を行ってくれるよう働きかけできていなかった自分を反省しました。そんな友人が、私が市議になったことを受け、市政に興味を持ち、それまでほとんど読むことのなかった広報や議会だよりを読むようになったと話してくれたときは、自分が市議になってよかったと思いました。また、その友人はそれ以降行われているほかの選挙にも投票へ行ってくれています。同じような経験を持ってみえる議員の方もいらっしゃるのではと思います。より多くの市民の皆さんに投票へ出かけていただくことは必要不可欠であります。  ここで、これまでの投票率の推移をグラフで紹介したいと思います。  映像、お願いします。  こちらは市の選管が作成されている碧南市の選挙から抜粋したものです。ちょっと数字、小さくて見にくいかもしれませんけれども、まず、市長選挙です。昭和59年のときが45.29%と過去最低を記録していますが、それ以降は7割前後でほぼ横ばいとなっております。最近3回は無投票となっております。  次、お願いします。  こちら、市議会議員の選挙です。市制施行当初から比べたら右肩下がりとなっておりますが、平成20年のときに68.4%だったですが、その後ちょっと落ちまして、2年半前のときは先ほど言いましたとおり5割を切って48.01%でした。  次、お願いします。  こちら、県知事選挙です。平成23年のときに58.47%という数値でしたが、その後がくんと落ちて5割を切っております。二重の折れ線グラフになっていますが、青い線、色が見にくいかもしれませんが、そちらが県平均で、県平均よりは上回っている状況です。  次、お願いいたします。  こちらは県議選の選挙なんですけれども、上がったり下がったり、上がったり下がったりという状況となっております。平成19年の選挙が過去最低で34.57%ということで、このときは県の平均をも下回っていました。前回42.9%ですが、この前回は統一地方選のときのもので、去年の補欠選挙のものは僕のグラフには反映されておりません。  次、お願いいたします。  衆議院議員選挙です。平成21年のときには74.79%というまあまあ高い数値だったんですが、これを境に大きく下がった感じであります。最近はほぼ横ばいです。昨年10月に行われた際は56.4%でございました。  次、お願いします。  最後は参議院議員です。平成22年のときには60%を超えていましたが、それ以降はちょっと下がってほぼ横ばいです。今年7月の分はここには反映されておりません。  映像、ありがとうございました。  こうした点を踏まえまして、まずお聞きいたします。  (1)期日前投票と当日投票の投票率の推移はとしまして、国政選挙、県選挙、市選挙ごとに、それぞれ直近3回で結構ですので、投票率の推移をお聞かせください。 72 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 73 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 74 ◆総務部長(遠山隆夫) 各選挙の直近3回の碧南市の投票率を申し上げます。  まず、衆議院議員選挙の投票率は、平成26年は、期日前投票が17.85%、最終が56.88%となります。平成29年は、期日前投票が27.6%、最終が57.48%。令和3年は、期日前投票が24.26%、最終が56.4%でございます。  次に、参議院議員選挙の投票率は、平成28年は、期日前投票が19.96%、最終が55.74%。令和元年は、期日前投票が22.33%、最終が52.09%。令和4年は、期日前投票が23.67%、最終が52.99%でございます。  次に、愛知県知事選挙の投票率は、平成23年は、期日前投票が16.79%、最終が58.47%。平成27年は、期日前投票が13.84%、最終が42.13%。平成31年は、期日前投票が16.15%、最終が43.65%でございます。  次に、愛知県議会議員選挙の投票率は、平成27年は、期日前投票が13.24%、最終が42.9%。平成31年は無投票。令和3年、補欠選挙は、期日前投票が8.64%、最終が24.06%でございます。  次に、碧南市長選挙の投票率は、平成24年から令和2年までは無投票のため、平成20年の投票率を申し上げますと、期日前投票が14.28%、最終が68.4%でございます。  次に、碧南市議会議員選挙の投票率は、平成24年は、期日前投票が14.06%、最終が54.65%、平成28年は、期日前投票が18.04%、最終が59.13%、令和2年は、期日前投票が19.18%、最終が48.01%でございます。 75 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 76 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 77 ◆6番(藤浦伸介) ただいまの御答弁をお聞きしまして、引き算で計算しますと、ざっくりですが投票率は、国政選挙は、衆議院、参議院合わせてですけれども、期日前が20%前後、当日は、引き算しますと30%前後かなというふうに思いました。県の選挙では、期日前が15%程度、当日が30%弱ぐらい。市の選挙では、期日前が20%弱、当日が40%程度という感じかなというふうに受け止めました。  さきの参議院選挙では、期日前投票の投票率は碧海5市の中で碧南市は1位ということだったんですが、当日の投票率がさほど伸びず、結果として5市の中では最下位でした。  国政選挙について、碧海5市の期日前と当日の投票率の状況を把握されてみれば、直近3回分についてお答えいただきたいと思います。 78 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 79 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 80 ◆総務部長(遠山隆夫) 碧海5市の各市の国政選挙の状況についてでございますが、期日投票の投票率については集計を取っていない市もございますので、最終の投票率のみ申し上げます。  まず、衆議院議員選挙の直近3回の投票率ですが、平成26年は、刈谷市が61.41%、安城市が62.55%、知立市が59.27%、高浜市が57.45%でございます。平成29年は、刈谷市が61.46%、安城市が62.38%、知立市が59.41%、高浜市が56.09%でございます。令和3年は、刈谷市が62.59%、安城市が63.28%、知立市が61.39%、高浜市が59.26%でございます。  次に、参議院議員選挙の直近3回の投票率ですが、平成28年は、刈谷市が62.12%、安城市が62.18%、知立市が60.98%、高浜市が58.54%でございます。令和元年は、刈谷市が54.53%、安城市が55.8%、知立市が54.22%、高浜市が52.34%でございます。令和4年は、刈谷市が59.95%、安城市が59.93%、知立市が58.91%、高浜市が56.23%でございます。 81 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 82 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 83 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  国政選挙6回分のうち、5回は碧南市が碧海5市の中で最下位という結果です。4位の自治体と比べますと、2ヵ月前、一番最近の参議院選挙では、ポイントにして3.24%を取っているわけですが、そのときの碧南市の有権者数、これ、調べましたら5万6,118人だったですが、こちらから算出しますと1,818人となります。楽観視することのできない人数だと思います。  これを踏まえまして、続いて、(2)現状の投票率をどのように受け止めているかということで、お答えをお願いします。 84 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 85 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 86 ◆総務部長(遠山隆夫) 投票率につきましては、選挙の争点、天候など、様々な要因で左右されると思います。近隣市に比べますと碧南市の投票率は低く見えますが、国及び愛知県の投票率と比べますと、平均より碧南市の投票率は高い数字でございますので、特段、碧南市の投票率が悪いという認識はございません。 87 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 88 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 89 ◆6番(藤浦伸介) 確かに国や県の平均よりは高いですが、碧海5市の中では、率にして数ポイントのことなのかもしれませんが、ほぼ万年最下位という立ち位置は打破すべきと考えます。  では、続きまして、(3)投票率向上のための対処策はについてお尋ねします。  過去の市議会の会議録を調べてみましたところ、平成27年12月に先輩議員が選挙制度についてという件名で、投票済証について質問されていました。  その後、平成28年3月に市議会議員有志でつくられた明るい選挙を推進する会というものが投票済証の廃止についての要望というものを市選挙管理委員会宛てに提出されたと聞いております。  また、その後、平成30年9月には、投票済証明書の廃止を求める意見書というものを愛知県知事宛てに提出されたことも分かっております。  まず、これらの結果について、市選挙管理委員会及び県知事はどのような結論に至ったのか、お聞かせください。 90 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 91 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 92 ◆総務部長(遠山隆夫) 碧南市選挙管理委員会への投票済証の廃止についての要望につきましては、平成28年10月14日付の文書におきまして、多くの方が交付を受けているということで、引き続き投票済証の交付を行っていきますと回答させていただいているところでございます。  また、平成30年9月の投票済証明書の廃止を求める意見書は、碧南市議会から愛知県知事宛てに提出され、本意見書は提出のみで回答は特になかったと市議会事務局に確認しており、市選挙管理委員会においても回答文書等はございません。 93 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 94 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 95 ◆6番(藤浦伸介) 現状として投票済証をなくすことはないといいますか、できないということは承知いたしました。  ちなみに、投票済証の交付枚数は把握されてみえるのでしょうか。もしそうであれば、投票者数のうちの何割ぐらいの方がもらっていかれたのでしょうか。直近の国、県、市の各選挙についてお聞かせください。 96 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 97 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 98 ◆総務部長(遠山隆夫) 令和3年の衆議院議員総選挙の済証の交付枚数は1万1,088枚で、交付率は35.02%でございます。  次に、令和4年の参議院議員通常選挙の交付枚数は1万1,780枚で、交付率は39.58%でございます。
     次に、平成31年の愛知県知事選挙の交付枚数は7,115枚で、交付率は28.90%でございます。  次に、令和3年の愛知県議会碧南市選出議員補欠選挙の交付枚数は3,378枚で、交付率は25.03%でございます。  次に、令和2年の碧南市議会議員一般選挙の交付枚数は8,968枚で、交付率は33.49%でございます。 99 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 100 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 101 ◆6番(藤浦伸介) 数値をありがとうございました。  選挙の種類によるものの、今お聞きした数値を平均しますと、大体投票者数の3割以上の方がもらってみえるということになるのかなと思います。また、平成27年に先輩議員が一般質問された際には投票済証の交付枚数は把握されていないという御答弁でしたが、その後は把握に努めてみえるということで、よいことだと思います。  先ほどの御答弁で、個人的には、国から通達でもない限り市が単独で投票済証をなくすことは困難であると解釈しています。過去には先輩議員の皆さん方が投票済証の廃止に向けた要望や意見書を提出されているものの、今日まで廃止に至っていないという現状を踏まえ、そうであるなら、投票済証を投票率向上のため有効に活用することも一策であると思います。  ここで、県内外の自治体で発行されている投票済証を紹介したいと思います。  映像をお願いします。  こちら、縦長になっておりますが、これは名古屋市のものです。ポスターコンクールの入賞作品がカラーで印刷されております。公印は印刷されておりません。  次、お願いします。  こちら、1回前のものなんですが、岡崎市です。両面刷りになっています。単色なんですけれども、裏面に市にゆかりのある作家のイラストが印刷されています。  次、お願いします。  こちら、さきの参議院選挙のときの知立市のものです。初めてカラーで作られたと伺っております。名所シリーズと銘打っておりまして、今後このような名所を紹介していくような感じで聞いております。これ、期日前のみで、しかも5,000枚という枚数限定で配布しますということで執り行われました。  次、お願いします。  こちら、豊田市のものです。これも7月の参議院選のときのものですが、こちらも、こんな豊田市、知らなかったというふうに左下に小さく書いてありまして、ナンバー1と書いてあるので、これがシリーズ化されて同じようにやっていかれるのかなと思っております。  次、お願いします。  これ、多治見市です。絵のように見えますけれども、これ、実は建物の写真です。市にあるモザイクタイルミュージアムの写真ということが記載されております。  次、お願いします。  こちら、御嵩町なんですけれども、御朱印ふうになっています。とてもユニークだなと思います。  次、お願いします。  こちら、高山市ですね。名古屋市と非常に似ております。縦長になっていて、縦長だと本を読むときのしおりとしても使えるのかなということを感じます。  次、お願いします。  こちら、静岡県の御殿場市なんですが、同一の選挙で3種類の投票済証を作成されているということです。  次、お願いします。  こちらは可児市の市民の方なんですが、過去の投票済証をコレクションされているということで、ここには、字が小さくて見えにくいかもしれませんが、平成29年から令和4年に行われた選挙までの投票済証をこのようにして取っておかれてみえるという方もいらっしゃいます。  では、次、最後お願いします。  これ、我々碧南市のものです。非常に小さくて、単色で、シンプルだなという感じです。  映像、ありがとうございました。  このように、カラーで作成されている自治体、あるいはしおりとして活用できるもの、さらには公印が押印、印刷されていないものもあります。それらと比較しますと、本市の投票済証は何ともシンプルで味気なさを感じるほどです。  さきの参議院選挙では、県選管が作成したポスターは若者向けにアニメチックなものでしたが、投票済証ももう少し凝ったものであれば投票率向上に貢献できたのではと思います。  また、市内外を問わず、多くのお店では投票済証を持参された方にある種のサービスをするということを行っています。一般的にセンキョ割と呼ばれることが多いです。こうしたサービスを提供してくれる事業所をあらかじめ募集し、取りまとめて紹介するサイトがあってもいいのではと思います。選挙期間中は選管の職員の皆さんは大変忙しいことは十分承知しておりますが、さほど難しい作業ではないので、ほかの部署でも対応可能だと思います。  これらの点についてどのように思われますでしょうか。お答えください。 102 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 103 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 104 ◆総務部長(遠山隆夫) 投票済証を少し凝ったものにという御提案でございますが、現在の投票済証は再生紙を使用し、ほぼ経費をかけることなく交付サービスを行っております。今後は、費用対効果、県内、近隣市町村の状況を見ながら調査研究をしてまいりたいと思います。  また、投票済証をクーポン券のように利用する取組としては、現在、一般社団法人選挙割協会が運営するセンキョ割というものがあり、参加している企業または店舗で割引等のサービスを受けることができます。選挙管理委員会から積極的に働きかけは行いませんが、問合せがあれば御紹介はできると思います。 105 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 106 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 107 ◆6番(藤浦伸介) センキョ割については、行政として積極的な働きかけを行うことは難しいかなということは理解できます。我々のような立ち位置の人間や民間の力で盛り上げていくことも必要と考えます。  さて、冒頭で申し上げましたように、選挙に行ける年齢が18歳に引き下げられております。高校3年生でも誕生日を迎えていれば投票に行けるわけです。年代別の投票率を調べてみましても、若い世代の皆さんの投票率は残念ながら低いです。これらの方々に政治に興味を持っていただくことは必要不可欠ですし、投票率向上のためには欠かせないものとなると思います。  市内には県立高校が2校あります。中には市外から通っている学生も大勢いるとは思うんですが、例えば、誕生日が過ぎ、選挙権のある学生に投票立会人を依頼してみるなど、高校に協力を求めることはどうでしょうか。お聞かせください。 108 ◆総務部長(遠山隆夫) 議長、総務部長。 109 ◆議長(祢宜田拓治) 総務部長。 110 ◆総務部長(遠山隆夫) 現在、選挙啓発及び投票率の向上を目的として、市内の高等学校3年生に選挙名と啓発標語を印字したボールペンの配布、市内公共施設にポケットティッシュ等の啓発資材の配布、市内スーパーマーケットの店内放送での選挙周知、ポスター掲示等を行い、投票参加を呼びかける対応をしております。  今後、碧南市の選挙の投票率の向上において、若年層の方々が選挙に興味を持ち、選挙とはどういったものかを肌で触れるには、投票立会人等でそういった機会をつくることも必要かと思います。  市内の各高校にはどういった形で御協力いただけるかを御相談させていただき、今後の課題として検討させていただきます。 111 ◆6番(藤浦伸介) 議長、6番。 112 ◆議長(祢宜田拓治) 6番。 113 ◆6番(藤浦伸介) 御答弁ありがとうございました。  ぜひ、高校側が協力していただけるといいなということを願っております。  啓発グッズの配布は決して無意味ではないなと思いますが、もう一歩踏み込んだアイデアがあるといいのではと思い、これまでの御答弁を踏まえ、私から2点提案させていただきます。  まずは、投票済証のデザインを高校あるいは大学と連携して学生に作ってもらうというものです。さきの参議院選挙の際、県外の大学教授でしたが、投票済証のデザインをうちの大学生にやらせてほしいとSNSに投稿されている方もいました。学校の予算で印刷までしてもらうことができれば市としても予算的に助かります。印刷代までは無理かもしれませんが、若い有権者が取り組むことで、同じ世代に興味、関心を持ってもらえることが期待できます。  次に、2点目としまして、スタンプラリーのイメージで、投票に行った回数をポイント制にしてみるというものです。計算上は、参議院議員以外は任期が4年間というふうなので、4年間で考えますと、国政は最低2回、あと、知事選、県議選、それから市長市議選と合計5回は執行されます。紙ベースのカードでもいいですし、ウェブ版でも構いません。毎年新たに選挙権を有する方もおみえになるため、ポイントを集めるスタート時期は異なりますが、国政、県政、市政の各選挙をコンプリートされた市民の方に何らかの特典を与えるというものです。4年周期のカードで特典つきというふうではなく、先ほど画像で紹介しましたが、御朱印帳のようにずーっとため続けるタイプのものでもいいと思います。  選挙に行く動機としては不純かもしれませんが、皆さんがこぞって投票へ出かけることの意識づけになるのではと思います。個人的にはどちらもさほど難しくないと思いますので、すぐにできるのではないかと思います。採択していただけたら幸いです。  一番大切なのは、物につられて投票へ行くということではなく、国民が選挙の意味をしっかり理解し、自分たちの未来のことを真剣に考えて投票へ行くということです。そのためには住民一人一人の意識が変わらなければなりません。そこに踏み込める施策があれば一番いいのですが、なかなか難しいと思います。  市には明るい選挙推進協議会がありますが、新型コロナウイルスが出現して以来、選挙期間中の街頭PRは控えてみえることを承知しております。コロナが終息した際には活動を再開されると期待しております。  選挙管理委員会の委員の皆様、職員の皆さんの御苦労は十分理解しているつもりです。人の意識を変えることが大切なので、私自身も投票の必要性をこれまで以上に広く訴えていきたいと思います。  ここにいる議員の中にも、さらには、選管とは直接関わりのない市職員の方々の中にも、SNSなどを駆使して選挙のPRに努めてみえる人がいることを承知しております。今後の投票率向上に向け、大いなるエールをお送りし、私の質問を終わります。 114 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、藤浦伸介議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 3分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 10分 再開) 115 ◆議長(祢宜田拓治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、杉浦文俊議員の一般質問を許します。 116 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 117 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 118 ◆10番(杉浦文俊) 市民クラブの杉浦文俊です。議長より質問の許可をいただきましたので、一問一答方式にて質問をさせていただきます。執行部におかれましては、簡単明瞭かつ前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、件名1、碧南市の公共交通についてをお聞きします。  公共交通は地方の暮らしと産業を支え、豊かで暮らしやすい地域づくりや活性化を図る上では欠かせません。しかしながら、人口減少、高齢者の運転免許証返納、また、公共交通を維持するための公的負担の増加により、公共交通の維持は容易でなくなってきています。地域公共交通が衰退すると、高齢者や車の運転ができない方は外出の機会が減ることになります。そして、健康面や市民満足度を下げる要因となりますし、地域経済を考えてもマイナスです。  そのような中、各自治体が民間交通事業者が収益を確保できる形で公共交通を担ってきましたが、新型コロナの影響もあり、民間企業では悲鳴を上げている事業所が多いと聞きます。  (1)現在の碧南市の公共交通の現状についてどのように把握しているのか、お答えください。 119 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 120 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 121 ◆市長(禰宜田政信) 碧南市の公共交通は、名鉄三河線及び碧南市と西尾市を結ぶふれんどバスが他市との地域間の移動を支えております。また、碧南市が運営主体となっているくるくるバスは無料で市内4コースを巡回しているほか、市内タクシー事業所2社が市民の移動を支えております。  近年の各公共交通の利用者数は、令和元年度までは微増または横ばいという状況でございましたが、令和2年度からは新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少しておりまして、どの交通事業者も経営的に厳しい状況であると伺っております。 122 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 123 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 124 ◆10番(杉浦文俊) コロナ禍における利用者の減少というのは致し方ないかもしれませんけれども、公共交通の衰退は、自治体、利用者、そして事業者双方で苦しむことになります。そして、地域交通が縮小した地域は激しく衰えるおそれがあります。実際に碧南市の地区ごとで見ても、交通弱者である高齢者が買物をする際に車がないと買物に行けない地域があります。  碧南市の高齢者の足となるくるくるバスですが、さきの答弁でもありましたが、市の単独事業になります。そして、それが今年度、バスを更新予定とされています。販売元の都合により購入のめどが立たなくなったと聞きますが、変更予定のバスをどう対応し、今後路線に影響を及ぼすことになり得るのか、お答えください。 125 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 126 ◆議長(祢宜田拓治) 市長。 127 ◆市長(禰宜田政信) 市が運営主体であるくるくるバスは、車両を市が保有をいたしまして、運行を業者に委託をしております。バス車両につきましては、8年経過、もしくは走行距離が50万キロを超えることを基準に更新をしております。  今年度、オレンジ車が購入から8年を超える年であったため、更新を予定しておりましたが、市が使用しているマイクロバスを製造している会社の不正問題が発生したということで、現在出荷が見込めない状態でございます。  仮に今年度中に車両の更新ができない場合は、当面の間は今のオレンジ車及び予備車を活用し、くるくるバスの運行に支障がないように継続してまいります。 128 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 129 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 130 ◆10番(杉浦文俊) 更新できない場合でも、現状、ダイヤに支障がないというふうに取り組まれるということで安心いたしました。  移動手段の維持は交通分野の問題解決だけではなく、まちづくりをはじめとする、健康、福祉、観光、教育といった広い分野に効果をもたらします。社会情勢が変化する中、令和2年11月に施行された法改正に伴い、新たに地域公共交通計画を作成することとなりました。  (2)碧南市地域公共交通計画の今後の進め方についてお伺いいたします。  6月27日に地域公共交通計画策定業務委託業者が市のホームページにて発表されました。今後の公共交通の方針を決める計画ですので、期待も高まります。  ア、業務委託審査が終わり、選定された企業の魅力と方針について。  今回の選定理由や魅力、そして、どのような碧南公共交通にしたいか伺っているのかどうか、お聞かせください。 131 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 132 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 133 ◆副市長(金沢宏治) 碧南市地域公共交通計画策定に当たりまして、コンサルタント会社を選定するため、プロポーザル審査、これを6月23日に実施をし、この審査の結果、申込みのありました4社の中から株式会社国際開発コンサルタンツを選定いたしました。  この企業の魅力といたしましては、県内での実績が豊富、近隣の知立市、安城市での実績もありまして、西三河の公共交通への理解が深いと判断をしております。また、提案の内容が本市の実情をよく調べておられまして、当市における公共交通の課題を的確に捉えていること、また、委託料が安価であったということが挙げられます。  以上です。
    134 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 135 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 136 ◆10番(杉浦文俊) 近隣市で実績があるということは心強く、碧南市のまちの在り方についても詳しいと判断します。  しかしながら、委託したからいいというわけではなく、今後じっくりと協議してほしいと感じますし、市の意見もしっかりと伝えていってほしいと思っています。  ですが、契約内容を見ると、2年間の策定期間であるけれども、契約が単年ごととなっております。今回、策定期間は2年ですけれども、委託期間は2年で上限1,000万円、令和4年で667万円、令和5年で340万円とあります。  そこで、イ、単年度ごとに契約することになっている理由としてお答えください。 137 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 138 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 139 ◆副市長(金沢宏治) この計画策定に係る経費につきましては、これは地域公共交通調査等事業という国からの補助金がございます。補助率は補助対象経費2分の1で、上限が500万円でございますが、この補助金は単年度申請となっておりまして、2年契約をしてしまうと2年目の経費について補助が受けられなくなってしまうということから、契約を単年度にしておるものでございます。  なお、当該補助金につきましては、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき設置された法定協議会、これは、碧南市では碧南市地域公共交通活性化協議会でございますが、この協議会に交付されることから、本市の歳入予算には計上をされておりませんので御承知ください。  以上です。 140 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 141 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 142 ◆10番(杉浦文俊) 補助金のためということで理解しました。  この業者と2年間しっかり、活性化、そして再生につながる協議をしていただきたいと思います。  では、今後の進め方についてお聞きします。  さきの答弁にて、コンサルタント会社の計画方針は当市の地域特性を把握した上で、当市に合った公共交通計画の策定を目指していくと話されましたが、今後の業務内容について、令和4年、そして令和5年と、それぞれどのような計画になってくるのか、お答えください。 143 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 144 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 145 ◆副市長(金沢宏治) まず、令和4年度につきましては、これは8月24日、この日に第2回の碧南市地域公共交通活性化協議会を開催しておりまして、今後作成する計画の策定根拠となります各種ニーズ把握のためのアンケート調査、この内容について協議をいたしております。  今後につきましては、今年度につきましては、令和5年1月にはこのアンケート結果について、3月には計画案の基本方針について協議会を開催する予定であります。  令和5年度につきましては、この計画案を作成するための協議会を2回ほど開催する予定であります。素案を12月頃には議会にお示しをさせていただく予定で、その後、パブリックコメントを実施しまして市民の皆様に御意見を伺い、協議会において計画を確定し、公表をしてまいるという予定でございます。  以上です。 146 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 147 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 148 ◆10番(杉浦文俊) 各種ニーズ把握のためのアンケートを行うとありますけれども、その対象者、そして、どういった内容になってくるのか、分かる範囲でお答えください。 149 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 150 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 151 ◆副市長(金沢宏治) ニーズ把握のためのアンケート調査ということですが、これは3つありまして、1つが16歳以上の市民2,000人を対象とする市民アンケート調査、それと、くるくるバス及びふれんどバスの乗客を対象に、その場で回収するバス乗降調査、3つ目が乗降調査と同時に配布し、回答を郵送していただくバス利用者アンケート、この3つをやる予定です。  このアンケート結果に基づきまして、市内の交通事業者、福祉団体及び周辺企業に対してヒアリングを実施していきたいと考えています。  以上です。 152 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 153 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 154 ◆10番(杉浦文俊) 実際利用される方にアンケートを取るというのは当然ですし、重宝してほしいと思っております。  しかし、公共交通を使うのは車を持たない方が多く、ランダムで選ばれる2,000名よりも、免許返納者や高校生といった交通弱者から広く意見を募る必要性があると思うんですけれども、この2,000名がランダムになっているというところは適正であるのかどうか、お答えください。 155 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 156 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 157 ◆副市長(金沢宏治) 2,000人ということでございますが、まずは市民アンケート調査が公共交通に関する市民意識調査でございます。地域、年齢、性別などいろんな、バランスに配慮した上で無作為抽出により実施をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 158 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 159 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 160 ◆10番(杉浦文俊) 市税を使って行う事業もありますので、公共交通を利用する方、そして、あまり利用されない方から同じように意見を募ることが公平であるということは理解します。  また、実際利用する方はその場でアンケートを取るとのことですので、アンケートを渡して終わりではなく、しっかりと回収していただき、声を拾って反映させていただきたいと思っております。  また、さきの答弁で、令和5年12月に議会に報告があるとのことですので、そのアンケートの結果をしっかりと資料につけて報告していただきたいと思います。  それでは、(3)デマンド交通の認識についてお伺いします。  高齢者の免許返納を促す動きは強まる一方で、車を運転できないと足がないという状況の中、地域によっては最寄り駅や病院、スーパーまで徒歩で行くには遠過ぎる場所もあり、家族が送迎していただければよいですが、タクシーだと高くついてしまいます。碧南市でもそういった状況を鑑み、今年度10月より高齢者タクシー料金助成事業を行います。市内在住65歳以上の方で、生活保護受給世帯または市民税非課税世帯の方、要支援認定者または要介護認定者に対して700円の助成のタクシー券を申請者に対し月2枚交付を開始されます。この取組は、利用される方、交通事業者に対し、大変喜ばれるとは思います。予算としても、今年だけで約580万円組み込み、こういった外出促進への取組も公共交通の在り方の1つとも思います。  その一方で、市民クラブとして毎年デマンド交通の必要性を提案してきました。市民の足となる公共交通の在り方の1つにデマンド交通、改めてデマンド交通を説明するまでもなく認識はされているかと思いますが、今年の4月、会派視察としてつくばみらい市へEVコミュニティバス導入についての視察に行きました。つくば市の公共交通は、コミュニティバス5台、デマンド乗り合いタクシー2台、病院バス2台。コミュニティバスのうちはEVバスを導入し、脱炭素に向けた取組を開始しています。病院バスについては、目的地は病院のみで、8時から9時台に決められた停留所を回り、病院へ送り、診療が終わった午後に停留所に向けて出発しています。また、デマンド乗り合いタクシーも過疎地域へ取り入れており、地域公共交通としては充実されていました。この視察はカーボンニュートラルをテーマとしていましたが、公共交通の先進事例となるところはデマンド交通を取り入れているところが多いと見受けられます。  碧南市においても、北部と南部にはデマンド型を、中央には現行のくるくるバスを充実させ、より一層の利便性を向上させる必要があると思いますが、市としての見解はいかがでしょうか。 161 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 162 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 163 ◆副市長(金沢宏治) デマンド交通につきまして、過去、議会の一般質問で幾つか御質問いただいております。  そうした関係で、市民アンケートの中で、デマンド交通、乗り合いタクシーというんでしょうか、これについて少し掘り下げて市民の意向を調査する、確認する予定で、事務局案を協議会に提示させていただきました。しかし、この協議会の議論の中でまだ決定していないことに対して、個別具体的過ぎるとの御意見もいただいたわけでございます。  そこで、碧南市の公共交通の充実策といたしまして、既存の公共交通を充実させる選択肢やデマンド交通など、新しい施策の選択肢など9つを用意して、市民の考えをお聞きするよう変更を予定しておるところでございます。  デマンド交通の可否を排除しておるわけでは決してございません。まずはアンケート調査の結果を分析し、協議会の中で皆さんに御意見を伺っていくということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 164 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 165 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 166 ◆10番(杉浦文俊) 選択肢の1つとして認識していただいているということは十分理解させていただきました。  アンケートでは幅広い意見を募ることが本意ですので、これからアンケートを取る中で、強く言い過ぎるということは控えますが、1つの手段として引き続き認識していただきたいと思います。  それでは、件名2に移ります。  子育て環境支援についてお聞きします。  以前、中日新聞に掲載された記事によると、外国人を含む総人口は、前年度比0.57%減の約72万人減となり、減少幅は2013年以降で最大となりました。沖縄県を除く46の都道府県で人口減少が進み、政府は、地方社会の維持や活性化に向け、東京圏の一極集中を抑え、出生率を向上させる施策が求められます。また、65歳以上の割合は0.27ポイント増の29%、15歳から64歳の生産年齢人口は0.1ポイント減の58.9%となり、より一層の生産年齢人口の獲得が自治体の課題になってきます。  危機を感じるとともに、移住者を増やす好機でもあり、充実した子育て支援や住環境整備をアピールし、碧南に定住してもらい、出生率向上へも取り組む必要があります。  その背景の中、碧南市の子育て環境について確認させていただきます。  (1)妊娠期から子育て期における切れ目のない支援について。  岸田内閣によるこども家庭庁の創設を例に挙げるまでもなく、少子化は深刻な状況となり、また、児童相談所が対応する虐待の件数も増加している現状から、子供たちをめぐる幅広い問題に対してはざまの生じない対応が求められています。  そうした中、本市においても、妊娠を望まれる方から、妊娠を経て出産後の親子への支援については切れ目なく一体的に実施していくことが必要です。  そこで、本市のこうした出産、子育てへとつながる支援の実情についてお答えください。 167 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 168 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 169 ◆健康推進部長(山田昌宏) 出産、子育てへとつながる支援の実情はということでございますけれども、妊娠をされてから出産に至るまでは、主に医療機関が妊婦の方を支援していくことになります。そして、出産後からは市が関わることも多くなってまいります。特に、入院中の母親の精神状態や退院後の育児環境などで、早期に相談や支援の必要がある場合には、医療機関からの情報提供によりまして、健康課の職員が電話や訪問を実施し、相談支援を行っております。  また、出産後1年までの間は、母子については、育児方法の確認や育児疲れからの休養を目的とした産後ケア事業の紹介も行うこともございます。  そして、生後2ヵ月に当たる月には、赤ちゃんお誕生おめでとう訪問事業によりまして、全ての親と子の様子を確認させていただき、状況に応じた相談支援を行っております。その際に、継続的に支援が必要な親と子に対しては、その後も電話や訪問を実施いたしまして、寄り添った支援を行っております。その中で、ファミリーサポートセンターやプチ保育事業などへの利用へとつながるケースもございます。  さらに成長していきますと、1歳6ヵ月児健康診査や3歳児健康診査にて全ての子の成長発達の状態を確認させていただくとともに、育児支援も行ってまいります。その際に、子の発達の遅れなどが心配される場合には、個別の相談や指導を行ったり、必要に応じてのびのび教室への参加を促したりしております。また、成長に合わせた支援を必要と思われるときには、福祉課が実施している教室などへの事業の利用を促す場合もございます。  なお、先ほどの赤ちゃんお誕生おめでとう訪問事業につきましては、今年度から子の誕生をお祝いするとともに、生まれた子が元気に成長していただきたいという思いを込めて、全ての子供さんにファーストシューズを送らせていただいております。実際に訪問させていただいた御家庭からはうれしかったというお声をたくさんいただいているところでございます。  また、少子化対策という観点では、妊娠を望むものの、妊娠に至ることができない方のために不妊治療がございます。今年度から治療にかかる費用の多くが健康保険の対象とされまして、治療のための経済的な負担が軽減されているというところでございますが、本市ではこれまでと同様に不妊治療に要した費用の自己負担に対する費用助成を継続することで、引き続き、妊娠、出産を望む方の応援をしております。  以上です。 170 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 171 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 172 ◆10番(杉浦文俊) ありがとうございます、答弁を。非常に充実しているよということは伝わってまいりました。  また、先ほどの赤ちゃんお誕生日おめでとう記念品というのは、私の友人も先日赤ちゃんが生まれまして、といっても大分たちますけれども、そのときは靴というような驚きをされていましたが、市の健やかに成長してほしいというメッセージに温かみを感じたよということは私も聞きます。そういった点、市のそういうメッセージ性のあるものというのは、やっぱり優しく温かい、そういう感じを受けるので、物がいいとかではなく、こういうメッセージ性のあるものを引き続き継続していただきたいと思います。  また、産後ケアについては、宿泊、通所ケアについては充実してまいりました。しかしながら、本市では行っていないアウトリーチ型の訪問サービスも求められている方は実際聞くところには多く、必要性は高いと感じます。前回、3番議員の答弁にありましたので質問は控えますが、取組開始に向け、検討をお願いいたします。  また、産前ケアについては、不妊治療に関する助成は保険対象となり、やめる自治体がある中、さらに継続されるということで、十分実施をされているということですが、その効果はどのように見ていますか。 173 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 174 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 175 ◆健康推進部長(山田昌宏) 令和2年度の結果で申し上げますと、一般不妊治療から、より高度な体外受精などの特定不妊治療までを合算しますと、113組の方に対しまして助成を行い、36組の方の妊娠を確認しております。そのうち、3名の方は妊娠中に市外に転出されてしまっておりますけれども、32組の方の出産を確認しているところでございます。  また、令和3年度におきましては、合計115組の方に対して費用助成を行いまして、年度末時点で45組の方の妊娠を確認しているところでございます。  以上です。 176 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 177 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 178 ◆10番(杉浦文俊) かなり多くの方々が、妊娠、出産につなげることができたことが分かりました。ただ、妊娠はできても、様々な経緯から子供を持てない方々もいらっしゃって、そうした方々の中には不育症と呼ばれる方もいらっしゃいます。県では、そのような方へ検査等の支援を行っています。国の補助は中核市までとなっていますので、現状、碧南市で行うことは厳しいかもしれませんが、そうした不育症に対する支援というものも、今後、支援の幅が広がるかもしれませんので、いつでも対応できるよう、調査研究を進めていっていただきたいと要望させていただきます。  それでは、次に移ります。  お子さんが成長するにつれて、次のステージとして、親御さんの中には職場へ復帰していく方もいらっしゃいます。そうした際に見えてくる課題として、保育園への入園があります。  (2)待機児童の現状について。  ア、保護者の就労時間変更による受入れ状況についてお聞きします。  近年は、各自治体の取組により待機児童は減少していると聞きます。令和3年より、保護者の就労時間の変更により、保育園への入園条件が緩和され、碧南市としては、令和4年度より新たな民間こども園を開所することで、増えるであろう児童に対して対策を取られましたが、現状、待機児童が生ずることはなかったのでしょうか。 179 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 180 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 181 ◆福祉こども部長(深津広明) 令和3年度から3歳未満児の保護者の就労時間の下限を月120時間から月90時間に緩和しました。この就労時間の下限の緩和が主な理由と考えておりますが、令和4年4月1日時点の3歳未満児の入所児童数は、前年同月と比較して406名から425名と19名の増加となっています。御質問のありました待機児童の状況でございますが、入所調整を行った結果、令和4年4月1日時点での待機児童はいませんでした。  また、令和4年4月に開設しました幼保連携型認定こども園ひまわりでは、4月1日現在で3歳未満児を23名受け入れており、就労時間変更緩和による保育ニーズの受皿確保につながっているところでございます。 182 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。
    183 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 184 ◆10番(杉浦文俊) それでは、令和7年よりさらに就労時間が90時間から60時間と緩和されますが、今後も民間こども園を開所してもらえるような働きがけは続けるのでしょうか。 185 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 186 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 187 ◆福祉こども部長(深津広明) 碧南市第2期子ども・子育て支援事業計画では、0歳児から2歳児の入所希望の増加に対応するために民間園の誘致を検討するとしておりますので、この考え方が基本方針でございます。  ただし、碧南市におきましても近年は少子化傾向であり、0歳児から5歳児までの未就園児全体の保育需要としては大きな増加とはなっていないことから、民間園開設に伴い、公立園の3、4、5歳児の定員を減らすことで調整をしてまいりました。今後も引き続き、公立園につきましては、市全体の保育需要と供給量を見極めながら適切に対応していきたいと考えております。 188 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 189 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 190 ◆10番(杉浦文俊) 少子化が進む中であるのでバランスを取ると。民間主導でいくけれども、需要性のあるゼロから2歳児の定員は減らしていないと理解しました。近年、碧南市に待機児童が出ていないことは誇れることであり、引き続き維持されることをお願いいたします。  イ、希望する園に入れない児童の現状についてお聞きします。  待機児童が出ないことは喜ばしいことですが、欲を言えば、本来申し込んだ園に入ることができたり、兄弟が同じ園に入園できる環境となれば、保護者としてはさらにありがたいと思います。  今年度もこのようなケースがあったかと思いますが、そうなられたケースは把握しているのか、また、どんな申請に対してそのような結果が出ているのか。本当に必要な方がきちんと園に入れるように、以前質問をした際には、申請に不備がないか勤務先へ就労時間の証明の確認を行うと回答がありましたが、特にそういった問題が起こっているというケースはあるのでしょうか。 191 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 192 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 193 ◆福祉こども部長(深津広明) 令和4年度当初の入所状況でお答えしますと、全体で1,736名の申込みがあり、希望の園に入所できなかった人数は52名で、このうち、兄弟で同一の園に入所できなかった人数は14名となっています。この52名の方には個別に連絡を取り、保護者の意向をお聞きしながら入所できる園を紹介し、丁寧な対応に努めております。  希望の園に入園できなかった方の主な理由としましては、保護者の一方または両方の就労時間が短かったケースが挙げられます。これは保護者の就労時間の長さが家庭状況における保育の必要度を図る1つの重要な要因、要素であるためであります。  参考までに、この就労時間に対する入所選考基準におけるポイント化した点数としましては、月150時間以上の場合は10点、月140時間以上が9点、月120時間以上が7点、月100時間以上が5点、月90時間以上が4点、月80時間以上が3点、それから、月60時間以上が2点となっております。  次に、提出いただきました就労証明書の確認の件ということでございますが、保育園と連携し、家庭状況の確認が必要な世帯について調査を実施しております。  その実態調査の結果、問題となるケースはございませんでした。 194 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 195 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 196 ◆10番(杉浦文俊) 52名、約3%と聞くと少ないように感じます。本来はもっと多かったかもしれませんけれども、担当課の皆様の御努力と丁寧な対応が実を結んだと想像できます。  しかしながら、14名は兄弟が別々の園になってしまったため、対象となってしまった世帯では御苦労をされることになってしまいます。そうした方が少なくなる取組を切に願います。  そこで、ウ、3人目以降の保育園入園についてお聞きします。  以前まで碧南市は、3人目以降の保育料は市の単独施策により無償化としていました。国に代わり保育料無償化となりましたが、市独自で対象幅を広げているという運びは今も行っています。市単独で子育てしやすい環境づくりに取り組んでいることは非常に評価し、誇れる部分だと思います。  そのような取組をした碧南市だからこそ、3人目以降の子供に対して、希望した園に入りやすい環境づくりをし、子育ての際に保護者の精神面での負担を軽くし、さらに、産み育てやすい環境を整えていただきたいと思います。3人目以降、誰でも希望する園に入園できる環境とまでは言いません。本当に必要とされている方が漏れてしまうことがないようにするのが重要です。  さきの答弁でもありましたが、現在、入園基準によると、就労時間に関することが指数によるポイントで一番高く、兄弟で入園、多胎児のポイントはあまり高くはありません。そこで、希望の園に入れない方は、その世帯の環境が変わらなければ、同じ世帯が繰り返し当てはまる可能性が非常に高いと思います。1度ならまだしも、2回目、3回目となればうんざりしてしまうことでしょう。  手厚い支援をする碧南市だからこそ、3人目以降はポイントを高くし、園に入りやすい入園基準の見直しを行うのはいかがでしょうか。 197 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 198 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 199 ◆福祉こども部長(深津広明) 入所の調整、入所選考基準につきましては、保護者からの提出書類により、先ほど申し上げました就労状況をはじめ、疾病、障害、介護などの家庭状況を点数化し、点数が高い順に保育が必要とする判断をして入所順位を決定しているところでございます。  この点数について、第3子以降に特化した調整項目はありませんが、兄弟で同じ園に入所希望の場合には3点、多胎児の場合には2点の加点を行っております。  このように、兄弟入所の場合には配慮しており、3人目以降の全ての方というわけではございませんが、同時に入所を希望される場合には加点をしておりますので、当面はこの運用の継続を行ってまいりたいと考えております。 200 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 201 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 202 ◆10番(杉浦文俊) 既に兄弟や多胎児の場合には加点を行っているということは知っている状況で話しています。しかしながら、今回の提案としては、予算を使わず、育てやすい環境づくりに貢献することになるかと思いますので、また再度検討していただくことをお願いいたします。  (3)保育士等への労働環境の改善についてお聞きします。  厚生労働省の調査では、保育士資格の所有者は約35万人増加すると同時に、潜在保育士も約22万人増加しています。常勤保育士の離職率は9.3%と約1割が離職に至り、経験年数に反比例するように減少するため、長く続く方は多くはありません。主な理由として、労働環境に課題があるとされ、業務負担や拘束時間が多いことが挙げられます。  ア、人材の確保と定着のための支援についてお聞きします。  以前の答弁にて、保育士の数は足りていると回答いただきましたが、現状保育士の数、正規職員、会計年度職員と、定着のための支援についてどのように取り組まれているのか、お答えください。 203 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 204 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 205 ◆福祉こども部長(深津広明) 現在の公立保育園、公立幼稚園の保育士、教諭、会計年度任用職員数につきましては、公立保育園では、正規職員70名、会計年度任用職員は90名でございます。また、公立幼稚園では、正規職員36名、会計年度任用職員57名でございます。  保育士等の人材確保に関しましては、保育士養成大学への訪問や就職ガイダンスへの出席、将来保育士を目指している学生アルバイトの採用、出産などで退職した保育士等に対して個別に声かけを行うなど、様々な確保策を実施しております。  なお、今年度の公立保育園、幼稚園保育士の職員募集では、採用予定者8名程度のところに31名の応募があり、昨年度よりも大変多くの方に応募をいただき、取組の効果が現れていると感じております。  次に、採用された保育士等の定着に関しましては、採用当初では年齢の近い先輩職員と随時ミーティングを行うことにより、仕事に対する悩みが解消できるよう環境づくりを行っております。  また、休憩対応職員や週休対応職員など、会計年度任用職員として雇用し、休憩や休暇を取りやすくすることでの労働環境の改善、工夫や、保育士自身の子育てのため、1日の勤務時間を短くする部分休業を取得しやすいよう、長時間保育を担当する会計年度任用職員を雇用することにより、働きやすい環境を構築しております。 206 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 207 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 208 ◆10番(杉浦文俊) 多くの応募があったということが、対策が十分に取られている、そして、そのことがうまくPRされているということを確認させていただきました。  では、勤務時の業務改善のための取組についてお聞きします。  様々な環境でICTの導入の動きが見られます。我々議会においても、今年度よりICTを導入し、ペーパーレス化、議会の見える化を試みようとしています。保育園、幼稚園、こども園に関しても、ICT導入により、園児の観測記録や各種書類、保護者等との連絡手段など、作業効率を見込めるものと感じます。子供が夜に発熱した際、次の日、休む旨の連絡を入れたいのですが、朝にならないと園に連絡ができない、このようなケースも少なくはなく、いつでも連絡を入れることができれば双方助かるのではないかと思います。  イ、ICT導入による支援について。  ICT機器の導入により、保育士同士や保護者との連絡、情報共有がしやすくなる、また、ミスが減ることにつながり、保育士の業務の負担を減らせることにつながると思いますが、現在の取組、そして、今後の取組についてお答えください。 209 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 210 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 211 ◆福祉こども部長(深津広明) 保育園、こども園、幼稚園におけるICT化につきましては、民間園や近隣自治体でも進んできております。  公立園におきましては、一例としまして、今まで紙で集計を行っていた園児の出席簿を今年度から電子化、データ化したことで集計作業が迅速かつ正確に行うことができるようになり、保育士の労務軽減につながっております。  御質問のありました、いわゆる保育システム導入という意味でのICT導入による業務の効率化につきましては、現在、園長会など現場の先生方の意向を確認しながら、システムとしてどのような機能を持ち、どのような業務をICT化する必要があるかなどの検討を進めている段階でございます。  その辺りの議論の結果を受けまして、ICT導入による業務の効率化と費用対効果を見極めてまいりたいと考えております。 212 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 213 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 214 ◆10番(杉浦文俊) 実際にシステムを導入したけれども、新たに覚えないといけない、また、使いこなせないということになっては本末転倒です。現場の声を聞きながら、導入に向けた取組を引き続きお願いいたします。  また、ICT化がうまく機能した際には、保育ドキュメンテーションと言われる保育の見える化の導入も検討していただきたいと思います。保育者、保護者、子供の3者が保育内容を共有することで成長過程を後から振り返ることができるといったものです。子供の成長を実感でき、相互の関係強化につながるメリットがあります。そのためには、まずICTの導入をしていただき、環境を整えていかなければさらなる作業への負担となってしまいますので、今回は紹介のみとさせていただきます。  ウ、園の草取り等、保育業務以外の作業支援についてお聞きします。  保育に関わる業務として、園の環境整備も非常に重要となります。園内の整備として、保育士が草取り等を行っていると聞きます。しかしながら、保育の面を重視してもらうためにも、そのような作業は外部委託して、保育業務に集中していただくことはできないのでしょうか。 215 ◆福祉こども部長(深津広明) 議長、福祉こども部長。 216 ◆議長(祢宜田拓治) 福祉こども部長。 217 ◆福祉こども部長(深津広明) 現在、公立保育園、幼稚園では、園庭、駐車場等の草刈りについて、随時必要に応じて事業者に作業委託を、草刈り以外についても、樹木剪定、樹木消毒散布、日々の消毒委託などの作業支援を行っております。  また、各園に事務員を配置し、書類作成事務を行うとともに、こども課に施設担当職員を配置し、各種作業や修繕発注手配なども行っています。  さらに、障害者雇用の促進のために、会計年度任用職員として雇用した職員を含む施設業務支援員を派遣し、施設における業務補助を行うなど、草刈りや教材作成をはじめ、保育士の労務軽減となる活動を行っているところでございます。  そのほかの日常的な管理全般は各園の職員で行っていますので、100%外部委託を行うことはできませんが、引き続き保育業務に集中できるよう、業務軽減に向けた取組を継続してまいります。 218 ◆10番(杉浦文俊) 議長、10番。 219 ◆議長(祢宜田拓治) 10番。 220 ◆10番(杉浦文俊) 保育業務に集中できるように手厚い支援を行っている一方、また、漏れている点も把握しているということを理解しました。  保育業務に集中できる環境が進むことが保育士のため、また、保護者の子育てしやすい環境づくりにつながると思います。今回は、少子化に伴い、碧南市においても子育て世代を取り込むための施策、環境づくりについて質問させていただきました。もう少し何とかしてほしいところもありますが、十分な対応を取られていると感じます。今後も引き続きの取組、そして、新たな取組を期待し、質問を終わらせていただきます。 221 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、杉浦文俊議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩いたします。                            (午前 11時 59分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 222 ◆議長(祢宜田拓治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、加藤厚雄議員の一般質問を許します。 223 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 224 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 225 ◆4番(加藤厚雄) 昼からになりましたけれども、公明党の加藤厚雄です。3番目ではなくて4番目ですので、この後、少しの辛抱でゆっくりと寝られるというふうに思いますので、もうしばらくお付き合いください。  ちょうど9月になって、学校の学生の夏休みがいよいよ終わったかなと感じるのは、やはり、朝の登下校の時間のときに子供たちが自宅の高校生が自転車で通るのを見かけると、いよいよ9月になったなというのを実感する次第であります。  また、この8月から9月にかけて、新型コロナウイルスも3年目に入りますので、例えば中学3年生や高校3年生は3年目の夏というか、3年間ずーっと夏休みも冬休みもそういったふうにして過ごしてきたんじゃなかろうかと。  そして、また、小中学生、高校生の一番の自殺が多い時期というのが8月から9月にかけてと。統計上、9月1日が一番多いというふうな形なんでしょうけれども。そして、休み明けに学校に行きたくないというのが、私も休み明けに学校に行きたいとは思いませんですけれども、仕方なく行っていましたけれども、最近は不登校の数というのも大体8年連続で増えて、全国だと、2020年の統計で19万6,000人を超えるというような状況になってきているんじゃなかろうかというふうに思います。また、私どもが小中学校の頃と今とは状況が違ってきていますので、そういった観点の中から、今の碧南市の不登校と不登校の傾向にある方について今日は質問したいというふうに思っています。  まず、(1)の不登校の定義なんですけれども、各文献というか、いろんなので定義が違っていますので、これを一緒にしないと今後話もしていくことができませんので、文科省のやつを使うのか、どういうふうなのかというのの、この辺の不登校の定義というのと、碧南市の不登校と、及び不登校傾向にある児童生徒数の推移というのを初めにお聞きします。 226 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 227 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 228 ◆教育長(生田弘幸) 不登校の定義といいますのは、教育機会確保法において、相当の期間学校を欠席する児童生徒であって、学校における集団生活に関する心理的な負担、その他の事由のために就学が困難である状況と認められるものとしております。  不登校児童生徒につきましては、病気欠席、新型コロナウイルスの感染回避などを除き、年度間に30日以上登校しなかった児童生徒を不登校の児童生徒として調査しております。  碧南市の不登校及び不登校傾向の推移ですが、全児童生徒に対して、5年前は、小学生は0.3%、中学生は2.8%。現在は、小学生は1.1%、中学生は2.4%となっております。この5年間で、小学校は約3倍ほどになり、中学校は、全国では1.5倍ほどに増加していますが、本市では減少傾向となっております。  全国的には小中学校とも増加傾向を示しており、大変心配しております。  以上です。 229 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 230 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 231 ◆4番(加藤厚雄) 今、不登校の児童生徒について聞きましたけれども、年間30日ですので、病気とか新型コロナウイルス関連で休む日にちを除いてですので、そうなってくると、不登校傾向の人、30日まではいかないけど、10日とか2日とかね。逆のことを言うと、29日の人は数に数えていないというふうですので、不登校傾向の人も当然増加をしているんでしょうか。お聞きします。
    232 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 233 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 234 ◆教育長(生田弘幸) その辺の判断が難しいところではありますが、不登校傾向と申しますと、何かやっぱり、ちょっとしたことがあると腹痛になってしまうとか、そういった子も出るわけであります。そうした子も少しずつ、コロナとの関係もあるかもしれませんが、その辺はちょっと敏感に捉えておりますので、ちょっとでも熱があったら休みなさいという感じで学校では対応しておりまして、不登校傾向というところが微妙なところではありますが、碧南市においては、特に心の教室相談員がおりますので、そこへ来てはまた戻っていくということで、数的には少し増えているような感じはいたします。  以上です。 235 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 236 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 237 ◆4番(加藤厚雄) だから、傾向としては増えてきていると。国のほうでも8年連続で増えていますので、不登校も不登校傾向のある方も増えてきていると。だから、今後はよほどのことない限りは、増えることはあっても、なかなか減っていくというのがどういったふうに、学校の先生たちも一生懸命、懸命に努力をして、なるべく1人でも不登校の子供を出さないように頑張っているんでしょうけれども、ここ5年、10年見る限りはどうも増えていっている傾向にあると。  そういった傾向の中で、文部科学省は、(2)、不登校に関する調査研究協力者会議というのが今年の6月にありまして、報告書を取りまとめました。今後、不登校児童生徒への学習機会の確保をするのと支援の在り方ということで、4つの項目にわたって、こういったふうにして支援していこうという取りまとめをいたしましたけれども、これが、ここではア、イ、ウ、エとありますけれども、支援の内容によってはアだったり、イだったり、兼用していたり、全部が含まれたりということもありますでしょうから、一応、読むだけ読みますけど、ア、誰一人取り残されない学校づくり。イとして、不登校傾向にある児童生徒に関する支援ニーズの早期把握と。ウとして、不登校児童生徒の多様な教育機会の確保と。エとして、登校児童生徒の社会的自立を目指した中長期的支援と。  碧南市としましては、どのような支援をしているかというのを一括して、取りあえずお聞きをいたします。 238 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 239 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 240 ◆教育長(生田弘幸) 児童生徒たちの家庭環境、経済的理由、学業不振、交友関係などは個々様々です。学校では、子供たちの小さな変化を把握に努め、職員で情報を共有し、支援策を協議しております。また、定期的な生活アンケート、個別相談の実施、自己肯定感を高めるための様々な実践など、新たな1人を出さない積極的な教育支援に取り組んでおります。そして、悩みを抱える子供たちがほっと一息つくことができたり、悩みを相談できたりする場として、全小中学校に心の教室を設置し、会計年度任用職員の相談員が悩みを抱えた子供たちに寄り添い、励ましております。また、スクールカウンセラーの全小中学校への配置に加え、学校教育課に家庭訪問での相談活動を行う派遣型スクールカウンセラー、碧南市教育相談室に臨床心理相談員としてスーパーバイザーを設置し、相談活動の充実を図っております。  各小学校には、会計年度任用職員として学校での生活支援を行う43名のスクールアシスタントを配置しております。さらに、学生ボランティアとしてハートフレンドを募り、現在、約30名が相談活動や学習支援活動をしております。  学習機会の確保に向けて、学校内では、別室対応に加え、タブレット端末の活用も行っております。  学校以外の場所では、少人数指導を対象としたほっぷ倶楽部と個別指導を対象としたフリースクールへきなんを設置しております。  こうした碧南市の支援策を基に各学校の不登校担当者がコーディネーターとなり、学校、家庭、関係機関と連携し、不登校の子供たちの社会的自立を目指した中長期的な支援を計画的に進めております。  以上です。 241 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 242 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 243 ◆4番(加藤厚雄) 総合的に質問したら、総合的に答えてもらったので、よく、理解するのが非常に厳しい部分もありますけれども、相談する場を、やっぱりつくるというのが非常に大事なことだというふうに思います。学校に行きたくないという理由をいろいろ考えれば、非行の人もいますけど、最近はそういった人よりも友達と上手に、うまくやっていけないだとか、授業についていくことができないみたいな、そういったようなこともあろうかと思います。  相談する場所を設けるというのも非常に大事なことなんですけれども、碧南市というのは、私は新川学区ですけれども、基本的に小学校の子がそのまま中学に行くので、9年間一緒なんですよね。西端の小学校から中学校に行って、ずっと9年間一緒なんですよね。となると、友達とうまくやって、仲がよければこれほどいい環境はないんですよね。ただ、逆に友達とうまくいかない人が1人でもおると、9年間一緒なんですよね。違う人も入ってくることができないということになると、環境があまりにも変わらないと思うんですよ。そういったことを考えると、小学校から中学校へ変わるような時期か、学年でもいいんですけれども、生徒が、また、保護者が学校を選択できるというような考えというのはあるんでしょうか、ないんでしょうか。お聞きします。 244 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 245 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 246 ◆教育長(生田弘幸) 今言われたケース、いろいろ現実にあるわけであります。そうしたときに、本当に昔ですとそういった措置はなかなかなかったんですが、今の場合ですと、やっぱり、学校教育課のホームページにも載せてあるんですけど、6項目ありまして、特に、最後にいじめや不登校、こうした部分での問題が生じてその学校に行けなくなった場合は、保護者と学校と、それから教育委員会が話し合って、その子がなるべくスムーズに学校に登校できるような環境をつくるために、特例として区域外就学、選択の自由ではありません。あくまでも指定するのは教育委員会ですので、選択の自由ではなくて、じゃ、ここならどうだという話の中で調整をし、区域外就学を認める場合があります。  以上です。 247 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 248 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 249 ◆4番(加藤厚雄) やっぱり人には合う合わないってありますし、また、この子はとても苦手だという子と9年間同じ環境で過ごすというのも大変厳しいんじゃなかろうかと。それでも、学校を転校したといっても、もっと気の合わない子が数人おったりして逆効果もあるかもしれませんですけれども、違う形でそういったことも可能だという返事をもらいましたので、あくまでも教育委員会のほうでここの学校にしたらどうかという話でしょうけれども、そういったのも踏まえながら、何でも相談できる場というのをしっかりとつくっていってほしいというふうに思っています。  市長、聞いています?聞いていればいいかと思いますので、そういった状況の中で、(3)、また、2016年に変更して成立した教育機会確保法では、自治体に対して不登校特例校の設置を促し、本年6月には全都道府県と、これ、書いていませんけど、政令指定都市への設置を目指す方針を決めました。  不登校の子供の状況に合わせた授業カリキュラムを組むことができる不登校特例校が注目されていますけれども、この不登校特例校についての、まず初めに認識を伺います。 250 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 251 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 252 ◆教育長(生田弘幸) 教育機会確保法の基本理念は、全ての児童生徒が安心して教育を受けられる学校の環境の確保、個々の状況に応じた必要な支援、能力に応じた教育を受ける機会の確保、国、地方公共団体、民間の団体との連携であります。このことから、不登校特例校の設置及び教育上の効果については注目しております。  以上です。 253 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 254 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 255 ◆4番(加藤厚雄) 1人も取り残さないという観点からいうと、そういった特例校で特別なカリキュラムが組めるような授業を行っている学校があったほうがいいのか、それともしっかり相談に乗って、指導をして、そういった学校に行かずに普通の学校へ戻れるようなことに全力を尽くしたほうがいいのかということもありましょうですけれども、どうしても駄目だという方には何らかの相談をして学校に通えるような努力をしていってほしいなというふうに思います。  (4)碧南市において不登校の特例校の設置は必要と考えるかということなんですけれども、今の、相談窓口をたくさん設けて、また、碧南市の不登校や不登校傾向の児童生徒のことを考えて、現段階と将来と両方ありますけれども、本当に碧南市としてはこういったことの設置が必要と考えているかどうかというのをお聞きいたします。 256 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 257 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 258 ◆教育長(生田弘幸) 不登校特例校の教育効果への期待は確かにありますが、設置することで、かえって不登校が増加する懸念もあります。  碧南市の不登校の現状としましては、懸命に何とか登校して学校生活を送ろうと努力している児童生徒が多く、こうした子供たちや家庭へ現在行っている施策に重点を置き、不登校対策を粘り強く、粛々と進めていくことが大切であると考えております。  ただし、将来的には不登校特例校を設置する必要性が出てくる可能性もあるかもしれません。  以上です。 259 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 260 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 261 ◆4番(加藤厚雄) やっぱり、先ほど教育長が言ったように、不登校対策というのを粘り強く進めていくというよりも、今までも進めてきたかというふうには思うんですよね。今後もなかなか、そういった対策の中で、どうしても進めていく中で、もうこれ以上数が増えてくると厳しいというような状況になってくるかもしれません。そういった状態の中で、将来的には特例校もあるんだよというのをしっかりと頭の中に入れておいてほしいかなというふうに思います。  そして、(5)、今の碧南市の現段階の状況と併せて、今後の設置に向けて関係各所への働きかけなど、どのような取組をしていくのかと。  これは、当然愛知県でも、今水面下ではどこかに特例校を造ろうという計画ももうそろそろ出てくる頃かと思いますけれども、あんまり尾張の一宮とか春日井のほうにあっても碧南としては不便ですし、あったほうがいいのか、ないほうがいいかという議論もありましょうですけれども、できれば碧海5市ぐらいに1個あれば非常にいいですので、そういった授業カリキュラム等もありましょうですけれども、今後の設置に向けてのどのような取組をしていくかというのをお聞きいたします。 262 ◆教育長(生田弘幸) 議長、教育長。 263 ◆議長(祢宜田拓治) 教育長。 264 ◆教育長(生田弘幸) 不登校特例校の設置に向けては、特例校設置申請を開始予定時期の1年以上前から文部科学省と協議することになっております。碧南市では、不登校の現在の状況を鑑み、まずは、新たな1人を出さないための不登校児童生徒の支援の取組に力を入れてまいります。学校がどの子供にとっても安心して過ごせることのできる場所となり、人との関わりの中で自己有用感、自己肯定感を高め、人とのつながりを感じながら生きる力を育む、魅力ある学校づくりに努めてまいります。  現時点で、愛知県から特例校設置についての情報はありませんが、今後も引き続き県の動向に注視してまいります。  以上です。 265 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 266 ◆議長(祢宜田拓治) 4番。 267 ◆4番(加藤厚雄) 一番最初に不登校の数等聞きましたけれども、1%から2%、100人おれば1人か2人は不登校の子がみえると。学年で1人か2人ぐらいはおるというふうですので、学校、市全体からいったら今後どんどん増えていって、教職員が懸命になってやっても本当にどうしようもないような状況に陥った場合に各児童が相談できるような、また、学業ができるような機会をつくることも一緒に考えながら、しっかりと不登校の特例校については検討してほしいなという要望をいたしまして、私の質問を終了いたします。 268 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、加藤厚雄議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 1時 22分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 30分 再開) 269 ◆議長(祢宜田拓治) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、岡本守正議員の一般質問を許します。 270 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 271 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 272 ◆2番(岡本守正) 私は、件名1のくるくるバスの拡充と碧南市地域公共交通活性化協議会について質問をさせていただきます。  まず、写真をお願いします。  くるくるバス、今までは4台そろったところがなかったけど、ちょうど4台そろっています。  もう一枚。  4台が碧南市内の人を運びながら回っております。  それでは、発言させていただきます。  碧南市内のコミュニティバス、碧南市はくるくるバスと呼んでおりますけれども、県内は54市町村のうち51市町村、約94%で運行されています。  碧南市で第2回碧南市地域交通公共活性化協議会が行われました。この協議会の報告事案と今後の協議事業についてお答えください。  碧南のくるくるバスは、最初、市民病院のいわゆる盲腸運転を名鉄バスがやめるというところから出発をしております。そういうことを考えながら、今後もちゃんとしていただきたいなということでありますので、どうか、まず、協議会事項についてお答えください。 273 ◆経済環境部長(生田和重) 議長、経済環境部長。 274 ◆議長(祢宜田拓治) 経済環境部長。 275 ◆経済環境部長(生田和重) 第2回の碧南市地域公共交通活性化協議会につきましては、8月24日に開催のほうをいたしました。  協議内容といたしましては、今後作成をする計画の策定根拠となります各種ニーズ把握のためのアンケート調査など、各種調査の内容に関することでございます。  今年度実施をする調査は5種類予定をしておりまして、9月から12月にかけて実施及び集計を行っていく予定となっております。  1つ目は、16歳以上の市民2,000人を対象といたします市民アンケート調査、2つ目は、くるくるバス及びふれんどバスの乗客を対象に、その場で回収をするバス乗降調査、3つ目は、乗降調査と同時に配布をいたしまして、後ほど郵送で回答をいただくバス利用者アンケート調査、4つ目は市内で公共交通を運行します。バス、タクシー事業者などを対象といたしました交通事業者ヒアリング、5つ目は、移動サービスを実施しておりますNPO団体や市内の鉄道駅等から社員を送迎してみえる企業を対象といたしました福祉団体・周辺企業ヒアリングというものでございます。  協議会の議題では、主に市民アンケートのほう、それから、バス乗降調査、バス利用者アンケートの内容に関して協議をいたしまして、アンケート調査項目の内容ですとか、乗降調査の日程なども協議をいたしました。  協議会のほうでは、事務局案に対して、アンケートの対象年齢の拡大やタクシーの待合場所など、市内の公共交通についての認識度調査、また、バス乗降調査については日程の変更など、活発な御意見をいただいておりまして、現在、それらを反映した修正案を作成しているところでございます。  今後の協議内容につきましては、令和5年1月に開催予定の第3回協議会におきまして、アンケートや関係団体のヒアリングの結果を基に、碧南市の公共交通の課題を整理し、課題への対応方針の検討を行います。  また、令和5年3月に開催予定の第4回の協議会では、公共交通計画の基本方針の案を御協議いただく予定をしております。  以上です。 276 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 277 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 278 ◆2番(岡本守正) アンケートを行っていくと言われておるわけですけど、今説明がありましたけれども、全体としてはくるくるバスに乗っておられる方も含まれるという話ですけれども、それと、事業者についてのアンケートもあります。それで、その中にやはりお金の徴収をするとか、そういうことも含めて入ってくるというふうに思いますので、やはりそのことについては、市民の中ではくるくるバスはずっと、いわゆる市民病院へ行く盲腸運転廃止のところから始まっております。そういうことで、やはり交通弱者を中心にこれからもやっていかれるということですので、業者さんのいわゆる参入を含めて考えられるようなことがあるわけですので、こういうことについて、やはり必要ではないんじゃないかというふうに思います。  そういうことで、このことについてお答えください。 279 ◆経済環境部長(生田和重) 議長、経済環境部長。 280 ◆議長(祢宜田拓治) 経済環境部長。 281 ◆経済環境部長(生田和重) 2,000人を対象といたします市民アンケートにつきましては、広く市民の日常的な移動実態の把握や利用の意向、条件、場面の把握を目的としておりまして、調査対象者は公共交通を利用していない方も含むということを考えております。  質問者がおっしゃられるように、協議会にアンケート案としてお示しをしましたくるくるバスの今後の運行の在り方という設問では、5つの選択肢から1つを選んでいただくということで、選択肢を申し上げますが、運賃を有料化しサービス水準を維持、運賃を有料化しサービス水準を上げる、運賃は無料のままサービス水準を維持、運賃は無料のままサービス水準を上げる、分からないという5つの設問となっております。  本質問は、あくまでもバス交通の確保、維持にかける費用負担の在り方に関して、くるくるバスを利用しない方も含めて市民の意識を把握するものでありまして、意図的に有料化を進めるための質問でもございませんので、アンケートには欠かせない部分というふうに考えております。  また、先ほど議員おっしゃられました交通弱者の方を対象にというような御意見もございますが、このアンケート調査の中では、健康状態ですとか、自家用車の有無、それから、運転免許証の有無など、回答者の属性についてもお聞きをしますので、調査結果を分析する中で交通弱者の方の御意見、御意向なんかも傾向として把握できるというふうに理解しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 282 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 283 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 284 ◆2番(岡本守正) 先ほどの最後の中で運賃の項目も入れると言われたんですけど、やはり私はこれについて反対していきたいと思います。
     そして、愛知県のコミュニティバスも、無料化路線は、愛知県全体では10.7%までになってきております。そういうところ、碧南市のアンケートにはやはり運賃の項目は、バス、最初からの考えの中には全くそれがありませんでしたので、それを継続していただきたいというふうに思います。  先ほど、お答えの中にもくるくるバスの利用者がここのところ少し減っておるということです。最高は多い年で16万6,349人乗ってみえる方がございます。そして、令和2年、8万2,808人ということで、令和3年は8万9,869人ということで、これは明らかにコロナの影響があって、やはり外に出る、こういうことを控えておられると思いますし、また、イベントとかそういうことも、やはり相当、各団体含めてやられておった。そこに行くのにもやはり利用されておったのではないかということで、このアンケートの中でやはりそれは必要じゃないかというふうに思います。しかし、やられると言ったらちゃんとはっきり市民に公開をしながら、ちゃんとしていきたいというふうに思います。これについてどうされるのかお答えください。 285 ◆経済環境部長(生田和重) 議長、経済環境部長。 286 ◆議長(祢宜田拓治) 経済環境部長。 287 ◆経済環境部長(生田和重) 御質問のほうがくるくるバスの利用者が減少傾向ということかと思いますが、くるくるバスの運行につきましては、運行というか、利用状況につきましては、ここ2年間ぐらいについてはコロナの影響があったということは否めないというふうには思いますが、ただし、やはりピーク時に比べますと、昨年、一昨年はピーク時の半分ということで、コロナの前の状態でも高齢者の方の数というのは、団塊の世代の方が後期高齢者になってみえますので増えているにもかかわらず、利用としてはやはり減少傾向であることには変わりはないというふうに理解をしております。  そういった中で、くるくるバスを今後どうしていくかということにつきましては、アンケート調査の結果を見ながら、今後の対策として協議会のほうでも御意見を伺っていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 288 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 289 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 290 ◆2番(岡本守正) 確かに減っておる。これは明らかにコロナの影響だというふうに私は考えております。それと同時に、ピーク時から比べると半分ぐらいに減ってきておることも事実なんです。これは、市民の皆さんの、私が聞く範囲ですので狭い感じはするんですけど、やっぱり使い勝手が悪いということですね。  次の質問になるわけですけれども、そういうことで、1時間に1本ちゃんと来ればもう少し使い勝手がいいだろうということと同時に、今、免許証を返納したいけど、こういう状態じゃ返納できないという人もやはりおるということもありますので、その辺でやはりくるくるバスの拡充と料金を取らないという方向を出していただきたいというふうに思いますので、答えは先ほどと一緒になってしまうかと思いますけど、もう一度、ちょっとお答えください。 291 ◆副市長(金沢宏治) 議長、副市長。 292 ◆議長(祢宜田拓治) 副市長。 293 ◆副市長(金沢宏治) 先ほど来から、前の質問も含めてお答えをいたしますと、今いろんなアンケートを取らせていただいております。それをもって協議会の中で今から計画をつくる、その中で議論をしていくということを考えておるところで、この会議に先立って無料を前提とした協議ということを考えておるわけではございません。協議会の中でいろんな意見をいただく中で方針を決めていくということでございますので、質問者がおっしゃるように無料を前提として会議、あるいは計画をつくるということではございませんので御理解ください。 294 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 295 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 296 ◆2番(岡本守正) (2)に移ります。  くるくるバスの増便でこれまでも調査研究を重ねてこられました。1時間1回バスが来るように充実していただきたいということを前々から言っております。これについて、アンケートの中から出すと言われておりますけれども、もともと、やはり私の狭い範囲ですけれども、聞いておる中ではやっぱり1時間1本来ると、市役所に行くのにこの前は1時間半もかかったとか、それから、市民病院で会った人のお話を聞くと、西端から市民病院までまず来て、それから、市民病院から中央駅まで来て、それから、新川のある病院に行っておると。ただ、時間がそれまでに間に合うからそれでいいけど、時間がもっと早く診察時間になるということになると大変な事態です。それこそタクシーに乗っていかなくちゃ問診もできないということになってしまうと。今の時間帯でようやく間に合っておるという意見もありますので、その辺も含めて、これからのくるくるバスの利用者は増えてくると思いますので、その辺について1時間に1本来るよう、バス、充実するようについてお答えください。 297 ◆経済環境部長(生田和重) 議長、経済環境部長。 298 ◆議長(祢宜田拓治) 経済環境部長。 299 ◆経済環境部長(生田和重) 先ほどと若干重複するかもしれませんが、くるくるバスの利用者はピーク時の半分ぐらいに減っていると。これはコロナ禍の以前からその傾向であります。  平成31年の4月に池袋で高齢者の方の悲惨な事故がありまして、高齢者の免許返納ということが、一時期返納率というのは上がったんですけれども、その後についてはサポカーのようなものが普及してきまして、事故を起こさずに免許を維持したいという高齢者の方もやはり増えているというふうに考えております。  そういったことから考えますと、くるくるバスが1時間に1本になると、では、利用者がどれだけ増えるのかというようなことは、これはきちんといろんな分析なり、検討なりをしていかなければ分からないのかなというふうにも思っていますし、くるくるバス以外の方法ということも、デマンドというような御意見をいただく場合もあるわけですけれども、どういった方法がより交通弱者の方のための交通手段として適当なのかというのを今後協議会の中でアンケート結果を踏まえて検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。 300 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 301 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 302 ◆2番(岡本守正) アンケート待ちということですけれども、やはり市民の皆さんは使い勝手のいい、そういうバスにしてほしいという意見はたくさん聞いておりますけど、これについて、やはりアンケート待ちという話ですけれども、やはり、そうなるように市そのものがくるくるバスの最初の発想をちゃんと生かしていかれるようにお願いをいたしまして、件名1については終わります。  件名2、小中学校体育館の空調設備設置について質問をさせていただきます。  (1)小中学校体育館に空調設備を早く設置するべきです。  夏の暑さ、冬の寒さ、異常な状態が続いておるわけですけれども、碧南市の小中学校の普通教室、特別教室は既に空調が設備されました。しかし、体育館には空調設備がありません。刈谷やみよし市などは、今、体育館の空調設備を進めております。愛知県では大府市だとか東海市は既にもう実施をしております。  これからの環境と合わせながらそれを進めていくべきですので、碧南市も空調設備を早く体育館に設置をしていただきますよう、よろしくお願いをいたします。 303 ◆議長(祢宜田拓治) 御質問ですか。 304 ◆2番(岡本守正) よろしくお願いします。 305 ◆議長(祢宜田拓治) 答弁を求めますか。御要望ですか。 306 ◆2番(岡本守正) 答弁を求めます。 307 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 308 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 309 ◆教育部長(岡崎康浩) 小中学校の体育館に早く空調設備をということで御質問いただきましたので、私からお答えさせていただきます。  小中学校の体育館につきましては、天井が高く、室内は広く、また、気密性に欠けるために断熱性能も低い構造となっております。また、利用形態が様々であるためにエアコンの室内機を設置する場所にも制約があるなど、コストですとか技術的な課題が多いというふうに認識をしております。  現在、老朽化した校舎やトイレ、体育館の屋根外壁改修を優先的に実施させていただいておるところでございまして、したがいまして、現時点で体育館へのエアコンの設置というのは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 310 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 311 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 312 ◆2番(岡本守正) 非常に残念な答えですけれども、もう愛知県でも進んでいきますので、早くこれについて、やっぱりしていくべきだというふうに思います。  それで、今、体育館の修理が昨年のいわゆる、計画の中にやはり載っておりました。体育館の修理がどこまで進んでおるのか、そして、柔剣道場も含めて考えていくならば、どこまで進んでおられるのか、ちょっとお答えください。 313 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 314 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 315 ◆教育部長(岡崎康浩) これまでは学校施設の修繕につきましては、校舎も体育館も躯体を長寿命化させるため、また、お子さんたちの安全のために外壁や屋根の改修を優先して行ってまいりました。  体育館の修繕はということでございますが、今年度は、中央中学校の屋根ひさし改修、令和3年度には、新川小学校の屋根外壁改修、西端小学校の外壁改修、西端中学校の屋根外壁改修、令和2年度は、中央小学校の屋根の改修、鷲塚小学校の外壁改修、西端小学校の防水改修、東中学校の屋根外壁改修、令和元年度に、南中学校の外壁改修を行ってまいりました。柔剣道場のということもございましたので、今後の修繕予定ということでございますが、新川中学校の柔剣道場、南中学校の体育館屋根防水改修、西端中学校の柔剣道場屋根外壁改修、東中学校の柔剣道場、卓球場の外壁改修などを考えていきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 316 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 317 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 318 ◆2番(岡本守正) 今後行われる改修の中に、今はいわゆる体育館には空調はやっていかないと言われておるわけですけれども、当然、それの準備みたいな形でやっていくべきだというふうに思いますけど、その辺はどうですか。お答えください。 319 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 320 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 321 ◆教育部長(岡崎康浩) 今の改修の中に含めるということでございますけれども、現状、いろいろコスト等の問題もございますし、今は外壁と、それから屋根の改修ということで、進めさせていただいておるところでございます。  暑さ対策というようなことを、暑さ、寒さということも言われましたので、夏の暑い時期、体育館で授業を行う場合などにつきましては、新型コロナウイルスの感染症対策や熱中症対策を講じながら行っているわけですけれども、どうしても暑い場合にはスポットクーラーですとか、それから大型扇風機を活用しながら授業のほうは行わせていただいております。また、冬の寒い時期につきましても、行事を行う際にはストーブを配置するなど、防寒対策もしながら進めさせていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。 322 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 323 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 324 ◆2番(岡本守正) ちゃんと、やっぱり空調設備をしないと本当に大変な状況になっております。それについて、全くこれからの計画すら今のところ持っていないような、そういう感じでございますので、柔剣道場をやる中で、とにかく空調のことも含めて考えていくべきだというふうに思います。やっていないところについてはそういうのを行っていただきたいということについてお答えください。 325 ◆教育部長(岡崎康浩) 議長、教育部長。 326 ◆議長(祢宜田拓治) 教育部長。 327 ◆教育部長(岡崎康浩) 屋根ですとか、外壁を改修する際に、熱対策のそういった塗料ですとか、最近ではそういったものも出だしておりますので、少しでもそういったものを和らげられるようなものも使うことも検討しながら、そういった改修は進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 328 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 329 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 330 ◆2番(岡本守正) (2)に入っていきたいと思います。  体育館は大きな災害時の避難所にもなるため、体育館に空調設備が必要と考えております。  この地方では、昭和20年1月、三河地震、昭和34年9月、伊勢湾台風、それ以来は大災害はありませんけれども、必ず大災害は来ます。このための備えとしても必要であります。だから、体育館の避難所としての機能を持つために、やはり空調設備が絶対必要だというふうに思いますので、その辺をお答えください。 331 ◆市民協働部長(山本政裕) 議長、市民協働部長。 332 ◆議長(祢宜田拓治) 市民協働部長。 333 ◆市民協働部長(山本政裕) 市内の多くの小中学校の体育館を避難所に指定しておるところでございますけれども、避難所は災害時の短期間の緊急避難の場として、まず避難することを優先して考えております。  災害に備えることの必要性は認識しておりますが、先ほどの答弁にもありましたように、建物の構造上、設置するためのコストや技術的な課題が多く、現時点では一時的な避難生活の場所として新たに空調設備を設置することは大変難しいものと考えております。  寒暖を防ぐ対策につきましては、冷暖房器具を借用する防災協定も締結しておりますので、被災時期により、既存のものと併せてスポットクーラーや石油ストーブなどで対応を考えております。  以上です。 334 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 335 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 336 ◆2番(岡本守正) やはり巨大地震のときに、また、台風のとき、大変な状況の中で、いわゆる短時間だけじゃなくて長時間に及ぶ避難生活を強いられる人たちもありますので、いろんな施策をやっていくにしてもやはり体育館の空調は、現在、今でも生徒が使う中でも必要なものですので、そういうところ、いわゆる防災課も含めてこの対応をお願いしたいと思います。  こういうことで、体育館を本当に避難所にしなくてはならないような状況が起きないほうがいいんですけど、やはり、もう100年に1回は巨大な地震も来ております、過去。そういうことで、台風については今のところ、いわゆる伊勢湾台風以後は大きな台風も来ておりませんけれども、今後はこの気象状況の中、本当にどういう状況になるか分かりませんので、その辺でやはり進めていくべきだというふうに思いますけれども、お答えください。 337 ◆市民協働部長(山本政裕) 議長、市民協働部長。 338 ◆議長(祢宜田拓治) 市民協働部長。 339 ◆市民協働部長(山本政裕) 避難生活の長期化が予想される場合につきましては、避難施設の状況に応じまして、冷暖房等器具が備わった近隣の施設に移動していただくことも考えておりますので、よろしくお願いいたします。 340 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 341 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 342 ◆2番(岡本守正) 緊急の、近くのと言われますけれども、それもいわゆる人数によります。最初からもうそこに避難してしまう人もございます。しかし、どう見ても今のいわゆる家が建っておる場所を見たりなんかしますと大変な状況になってきます。碧南市は大地震が来たとき、70%は液状化になると言われております。こういう中でできるだけ、体育館が比較的高い状況のところに、もちろん、一部全くそういう状況ではない部分の体育館もありますけれども、いわゆる高台に近いところに体育館がある学校が多いわけですので、その辺、ちゃんとしていっていただきたいということで、再度質問をさせていただきます。お答えください。 343 ◆市民協働部長(山本政裕) 議長、市民協働部長。 344 ◆議長(祢宜田拓治) 市民協働部長。 345 ◆市民協働部長(山本政裕) 指定避難所の関係なんですけれども、冷暖房の対策も意識した中で、そういった見直しについても考えていきたいというふうには思っておりますけれども、現状の指定避難所につきましては、先ほども申し上げたとおり緊急避難の場というふうな形で考えておりますので、現存のスポットクーラーや石油ストーブなどで対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 346 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 347 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 348 ◆2番(岡本守正) やり取りをしておっても時間が経過するばかりになっております。本当に大災害のことを考えながら進んでいただきたいというふうに考えます。  件名3に移ります。  後期高齢者福祉医療費(マル福)給付制度についてに入ります。  今、碧南の福祉の後期高齢者福祉医療費(マル福)給付制度、いわゆる一部を県補助、2分の1というのがちょっと書いてあるんですけど、ページでいきますと、これはいわゆる令和3年度のページ数ですので、よろしくお願いします。106ページについていろいろ書いてありますので、それについて質問をさせていただきます。  マル福、福祉対象者75歳以上の独り暮らしの方が今の状況で何人みえますか。そのうちのマル福給付制度受給者は何名みえますか。お答えください。 349 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 350 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 351 ◆健康推進部長(山田昌宏) 通告書の(1)では5年間分というふうに書かれていますので、この制度の対象の1つであります75歳以上の独り暮らしの方の人数と過去5年間の受給者の数の推移ということでお答えをさせていただきたいというふうに思っております。  まず、対象についてですけれども、少し御説明をさせていただきますと、この後期高齢者福祉医療費給付制度、これは通称マル福というふうに言いますけれども、このマル福制度の対象となる受給資格の要件の1つといたしましては、75歳以上で市民税が非課税であること、単身生活者であることということに加えまして、所得税法の規定による被扶養者になっていないこと、また、親族から経済的援助を受けていないことなどがあります。  この要件に該当する方の人数についてということですけれども、税の扶養控除を受けている方というのはここでは確認ができませんので、それは考慮せずに、単に住民基本台帳において1人世帯となっている方の75歳以上の者ということで、そのうちの非課税である方の人数ということで申し上げますと、令和4年9月5日現在で1,447人ということでございます。  次に、5年間の受給者数の推移ということですけれども、平成29年度が132人、平成30年度が128人、令和元年度が126人、令和2年度が117人、令和3年度が116人という状況でございます。 352 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 353 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。
    354 ◆2番(岡本守正) いわゆる各市の状況というところで、まず、独り暮らしの高齢者、マル福制度の対象として実施している、いわゆる県内についてお答えください。 355 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 356 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 357 ◆健康推進部長(山田昌宏) 独り暮らしの高齢者をマル福制度の対象として実施しているのは令和4年1月1日時点で、県内の54自治体のうち40自治体でございます。  また、西三河の10自治体につきましては、9の自治体で実施をしておりまして、1つの自治体では新規の受付を停止しているという状況でございます。 358 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 359 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 360 ◆2番(岡本守正) そのうちの西三河9市にお伺いいたします。  この9市の中、10市かな。ごめんなさい、町が入っておりますので。マル福申請時に親族の承諾書を取ってみえる市町村は幾つあるかお答えください。 361 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 362 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 363 ◆健康推進部長(山田昌宏) 親族の同意書を取っている市は本市を含めまして3自治体でございます。 364 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 365 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 366 ◆2番(岡本守正) どことどこですかね。ちょっとお伺いします。 367 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 368 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 369 ◆健康推進部長(山田昌宏) 扶養の同意書を取っているのは本市とみよし市と、あと、知立市が一部もらっている場合があるということで聞いております。 370 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 371 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 372 ◆2番(岡本守正) 扶養親族の確認のために同意書を求めておられるわけですけれども、西三河では7市というようなことを公開しておりますけれども、これについて、マル福の中で取っていないというところが、知立市は実際同意書の提出は求めていないわけですので、これについてお答えください。いわゆる、碧南市も取らないというようなことで。 373 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 374 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 375 ◆健康推進部長(山田昌宏) 私どもが確認をしたときには、知立市につきましても、全員についてではないんですが、一部の方に取っているというようなことは聞いております。  以上です。 376 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 377 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 378 ◆2番(岡本守正) 一部取っておると言われているのは、どういう人について取っておるわけですかね。 379 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 380 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 381 ◆健康推進部長(山田昌宏) すみません、私どもでは詳しくは聞いておりません。 382 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 383 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 384 ◆2番(岡本守正) こういうことで、75歳以上の方ですので、親族で、そんな75になってそんなことを取るような碧南市がおかしいと言われた人もございます。75歳以上の人、ちゃんと調べれば非課税だというようなことは分かりますので、やっぱり取らない方向でやっていくべきだというふうに思います。お答えください。 385 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 386 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 387 ◆健康推進部長(山田昌宏) マル福制度の同意書につきましては、親族が申告する税の扶養控除の対象になっているかどうかを確認するために、把握するために同意書をいただいておるということでございます。  あくまで、先ほど対象で御説明をさせていただいたとおり、所得税法の規定の被扶養者になっていないことということは、独り暮らしという条件になっていますので、そういった意味で税の扶養になっていないことが要件になっているということでございます。そういう中で、同意書で親族の方から調査をしてもいいですよと。調査をする上で、親族の方からの同意書がないと調査ができないということがあるので、それで、申請者から御家族、親族の方に税の調査をしてもいいですよという同意を取っているということでございますので、よろしくお願いいたします。 388 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 389 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 390 ◆2番(岡本守正) ある人がそれを東京のお兄さんに言ったら、何や、もう俺は80超えておるだぞと。そんなところから同意書を取るのはとんでもねえ市だなということを言われたということで、身内も碧南市にはおりません。だから、東京のお兄さんに言われちゃったで、駄目だなという話で、だから、この人はもう、いわゆるお金は自分がもらっておる年金だけでございますので、いや、こういう分かり切った人について間違いなくマル福制度を利用させてあげることの方向にいかなくてはならないんじゃないかというふうに思いますので、この点、どうですか。お答えください。 391 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 392 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 393 ◆健康推進部長(山田昌宏) 先ほども申しましたとおり、まず、同意書というのは親族の税の控除になっていないかということでございます。それにつきましては、親族の方が確定申告等で申告をされますので、申請者の方が、私が扶養に入っているかどうかというのを把握している、していない方も多分たくさんみえるというふうに思っています。そういう中で、別居をされている方の税の控除に入れるということは、常に生活費、療養費等の送金が行われるなど、生計一ということでの要件で扶養控除が入れられるということになっていますので、そういった御本人さんが必ず把握しているかどうかというのが多分分からない方もみえるんじゃないかということの中で、こういった福祉制度については公平性の観点もありますので、税の扶養控除を受けられているかどうかの確認をきちんとするということで、同意書は今後も取ると、頂くということで考えております。  以上です。 394 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 395 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 396 ◆2番(岡本守正) じゃ、実際同意書を取っていないところもありますので、これをちゃんと調べていただいて、いわゆる本人が自分の年金だけで暮らしておることはもうはっきりしておる。そういう方からはやっぱり、ちゃんとマル福制度を、もう75歳以上になるとやはり、いわゆるマル福制度を利用するようなそういう状況が出てきますので、それについてやはり研究していただきたいと。よそで同意書を取っていない、こういうことで、本当にマル福制度だけじゃないけれども、いろんな制度の中で、やはり同意書とか、そういう形になってきますと、本人も親戚に言いたくない、そういう部分も出てきますので、そこまで困っておるのかということを言いたくない人も出てきますので、そういうところら辺はやはり取っていないところの研究をしていただいて、実施していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。お答えください。 397 ◆健康推進部長(山田昌宏) 議長、健康推進部長。 398 ◆議長(祢宜田拓治) 健康推進部長。 399 ◆健康推進部長(山田昌宏) 今、私どもの考えとしては、扶養調査というのは大切な1つの方法であるというふうに思っておりますので、今現時点では扶養調査をやめるという考えはございませんが、1つにはマイナンバーの関係で、マイナンバー制度を利用してこういった同意書を取らなくてもやれるというのは方法的にはあります。そういったのを今後検討する中で、同意書を取らなくてもやれるということであるなら、そういった方法も考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 400 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 401 ◆議長(祢宜田拓治) 2番。 402 ◆2番(岡本守正) これで私の質問を終わらせていただきますので、よろしくお願いします。 403 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、岡本守正議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 404 ◆議長(祢宜田拓治) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は明9日午前10時であります。  本日はこれにて散会いたします。                            (午後 2時 22分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和4年9月8日                   碧南市議会                     議 長  祢宜田 拓 治                     議 員  小 池 友妃子                     議 員  石 川 輝 彦 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...